AQSimって、何の会社?CEOに聞いてみた#1
育てるを育てるAQSimです。
“CEOに聞いてみた”
普段は水産業や魚の飼育に関する話題を幅広く発信している「AQSim.info」ですが、その母体、「AQSim」って何をしている会社なの?どんなことを考えているの?という疑問に答えていくシリーズ記事を発信していきます。
AQSim.info担当の私が、読者の皆さんの目線にたって倉橋CEOに率直な質問を投げかけていきます!
第一回は、そもそも、気になることから。
Q.AQSimって何をする会社?
倉橋CEO:
養殖業の導入から出口まで伴走した支援をする会社です。
我々の強みは北海道大学水産学部にて蓄積してきた養殖に特化した知見と技術を持っていることです。
具体的には、養殖シミュレーション技術を用いた事業性評価化や養殖コストの最適化が可能です。
Q. どうしてAQSimは生まれたの?
倉橋CEO:
水産をより「儲かる」産業にしたいと感じているからです。
大学では水産学を専攻し、漁村を回る中で、漁業者たちの"リアル"を目の当たりにしました。生産量の不安定さから”儲からない”という経営難に苦しむ人を多くみかけました。一方、取られた魚たちの”価値”は日本の多くの人の生活を支え、世界でも一級品として認められています。
その背景には、4つの潮に囲まれた天然の恵みだけでなく、これまで培われてきた魚の鮮度を保つノウハウ、たくさんの人がおいしく食べるための調理法、地域に根差した豊かな消費文化があると考えています。
新しい機会である陸上養殖によって、多様な魚種の供給量を安定化することで、生産者・消費者・社会全体がより豊かになる、と確信を持っています。
Q. どんな場面でAQSimに相談できる?
倉橋CEO:
現在、おもに次の3つの場面についてのご相談を受けています。
養殖システムの構築・導入
養殖方法の効率化、研究開発
養殖に必要な資金調達の支援
陸上養殖業において入口から出口まで伴奏するコンサルタントが我々の役割、と表現すると理解しやすいかもしれません。
例えば、北海道白老町で実証実験が進められているホッケの陸上養殖。
こちらの事業に対してAQSimは、
地域の漁業者が陸上養殖を行えるように技術者のノウハウをマニュアル化
養殖方法を効率化するためのデジタル技術の開発・導入
養殖の採算性を検証するための研究開発
これら要所要所でご協力させていただいております。
(白老町がホッケ陸上養殖 道内初の実証実験 新たな名産に)
AQSimのサービスについては、
より詳細な情報をお伝えするために現在ホームページを準備中です。
完成次第、AQSim.infoでもお知らせしますね。
筆者:
ありがとうございます。
AQSimがどんな会社なのか少し見えてきました。
続いては、
AQSimがどんな問題を解決したいのか?
CEOはどんな想いで起業されたのか?
伺っていきたいと思います。