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ピルの購入場所と方法は?生理と避妊についてのお話

こんにちは、あやなです☆
日本は先進国の中でもまだまだ男性社会ですよね。
男性社会で、女性が男性と同じように仕事をして生きていくのに必要不可欠なものって何でしょうか?

それはずばり・・・
そう!!

低用量ピルです。(少なくとも私の場合は)

この記事ではピルにまつわる以下内容についてお話しします。
ピルを既に服用している方、或いはよく知らない方にとっても
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。


1. ピルとの出会い

私は中学生になった頃から、PMS(月経前症候群)由来の気分の鬱っぽさに悩むようになり、
度々校内や外部のカウンセラーさん達のお世話になっていました。
(PMS以前に性格の影響も勿論あったと思うけれど)

その頃はあくまでもPMSの気分の波にカウンセリングで対処していたんですね。

その後、女子高を卒業して大学に進学してから、
初めて彼氏ができ、その頃は避妊にコンドームを使用していました。

コンドームのみで十分だ、と思っていたんですね。
しかし甘かった。
行為の最中でずれたり、外れてしまったり…
それはそれは不安でした。
避妊に失敗してしまっていたら?と焦り、
妊娠検査薬を求めてドラッグストアへ走ったあの日…(遠い目)
(結局妊娠はしていなくてほっとした)

その恐怖体験をきっかけに、低用量ピルの存在を知り、
避妊目的で服用を始めることにしました。

2. ピルの効能とは?

ピル(経口避妊薬)にはエストロゲンとプロゲステロン(女性ホルモン)が含まれ、排卵を抑えることで避妊ができます。
そして避妊以外に以下の効能があります。

  • PMS、ニキビ、生理痛、生理不順、子宮内膜症の改善

実際にピルを服用中の私の実感として、PMSの鬱っぽさ、気分のアップダウンがなくなり、楽になった感覚があります。

3. ピルはどこで購入できる?

服用開始を決めた後、早速私は産婦人科に出向いて処方してもらったのですが、、、
高い!!
びっくりしました。
少なくとも大学生の私には高かった。
当時のお値段はなんと、
1シート(1ヵ月分)5千円。。。(2013年時点)

しかもそれにプラスで診察料が乗ってくる。

お金を含めて、たかがピルを入手するために以下の手間や労力が掛ったのです。

・1シート5千円+診察料
・家→産婦人科まで自転車で20分
・診察までの待ち時間
・先生との診察室での諸々のやり取り(月経周期を聞かれたり)

正直、馬鹿らしいなと思った。
更に海外ではなんとその辺のドラッグストアで気軽に購入できるというではないか。

この手間暇を解消するために、今ではオオサカ堂という並行輸入サイトで低用量ピルを購入しています。
最近はコロナの影響もあり、オンライン処方もあるようですね。
ここでは私が使っているオオサカ堂のメリット、デメリットをまとめます。

〇メリット
・産婦人科に通う必要がない
・オンラインを含めて診察が不要
・成分が同じで価格が安い
・ジェネリック医薬品の購入も可能
・まとめ買いがお得+ポイントが付く

〇デメリット
・届くまで1~3週間掛かる
(まとめ買いでストックしておき、余裕をもって買い足すのがお勧め)

4. ピルで性格は変わるの?

ホルモンバランスが整うことで、PMSの軽減=鬱っぽさなどが軽減される可能性がある。
個人差はあると思いますが、私は生理前、生理中に関わらず、全体的に改善されたと感じています。

さらに興味深い話として、スペインの研究者が月経周期により女性の男性の好みが変化することを確証していますが、
ピルは月経周期に影響を与えることから、スコットランドの研究者トニー・リトルの研究により、女性が男性を夫として適しているか判断する際に、ピルの服用により、男性に対する女性の評価が変化する事が明らかになっているらしい。
パートナーとしたい男性を選ぶ際は、ピルを服用していない時に嗅ぎ分ける方が良いのかもしれない。

5. 最後に

正直、女性がピルを飲まなければやっていけない社会って
なんだか自然な状態ではない気がするなぁ…なんて思うことがある。

ただ、服用しているお陰で毎日体も心も快適に過ごせていることは事実。
日本は欧米に比べてピルが普及していないと言われていますが、
まだ生活に取り入れたことのない方も、自分の肉体とうまく付き合う上で、一考の価値があるものだと思います^^

ではまた👋

<参考文献>
クリストファー・ライアン、カシルダ・ジェタ、山本規雄(訳)
『性の進化論』 p.412-414

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