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思うこと

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思うこと。日本語と英語。
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#エッセイ

ドボルザークを聴いてて「結婚するならこの人!」と思った話~音楽妄想話~

ドボルザーク交響曲第八番を聴いた時に心に浮かんだのが
「結婚するならこの人だ!」だ。

ドボ8は、土の匂いのする熱いモチーフがあちこちに散りばめられていて、なんだかゴチャゴチャしてるけど、とにかく熱量が高いイメージ。しかもそのモチーフ達の個性が強い。いちいち胸に引っかかってくる。これを聴いたときに「うっ…無理!」となる人も少なからずいると思う。

私はこの「整理整頓されてないけどド直球な音達」にす

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お金のかかる女かからない女

私はお金のかからない女。まず物欲があまりない。流行も追わない。これだ!!となったものは高くても手に入れるが、手に入れるまでに、これは本当に私を上げてくれる一品だろうか?と熟考する。高いものの時は特に考える。そして考えている間がとても幸せ。考えた挙句、手に入れた品々は最高に愛おしいし、少しずつ自分のお気に入りに囲まれていくのが楽しい。旅行も、外食も、無ければ無くて全然大丈夫。友達とのお付き合いも程々

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あーだこーだ指導する前に

娘は共感覚のようなものを持っているようで時に面白い事を言います。そのような感覚をよく口にするようになったのは中学生になってからです。数字や文字に独特の色を感じたり(実際にそう見えているわけではなくイメージだそう)形を感じたりするそうです。

数学はそんなに嫌いではない、と言う娘ですが、ケアレスミスがいつも半端ないんです。難しい問題を間違うならまだしも、単純な計算を間違うのはダメ!と口を酸っぱくして

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言葉の役割

日本語を操って日本社会で生きていく時に「言葉にするなんて野暮。」「言わぬが花」「言葉にすると嘘っぽくなる。」という経験がついてまわります。

結婚したら、相手と意見が合わず喧嘩をすることって当然あると思います。結婚当初、初めて大きな喧嘩をして私が意見を交換し何か改善点があるか話し合おうとした時旦那が放った言葉は「いちいち言わなきゃ分かんないような人と一緒にいるのが面倒臭い」でした。

エスパー希望

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がんばってね

「頑張って!と英語で言いたいんですけど。」と聞かれたら必ず「どういうシチュエーションで?」と聞き返します。
日本語の「頑張ってね」には、「相手を鼓舞する」から「相手を気遣う」までのグラデーション的な感情を全て表せる要素があるからです。応援してる野球チームを鼓舞したい!という時も、家族をなくした人を慰めたいという時も「頑張って」は使えるのです。

鼓舞するのによく使うのは

Go for it!

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あなたの選ぶ道

あなたの選ぶ道

お雛様早く片付けないとお嫁に行けなくなっちゃう!と娘が古風な事を言うので、お雛様をすぐに片付けました。

「ママだって早く結婚して欲しいでしょ?」
「いや、特に早く結婚して欲しいとかないけど。」
「えええ!!だって早く孫の顔とかみたくないの!!?」
軽くキレられました。

そう言われましても、本当に早く結婚して欲しいとかないんです。早く結婚して孫を沢山産んでくれたら嬉しい!でも結婚しないで仕事頑張

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不恰好な愛

不恰好な愛

昨日は素敵な事があったんだ。

ピンポーンってチャイムが鳴って扉を開けると小学生の生徒さんが立ってて「バレンタイン持ってきました!」ってニコニコしてるの。一瞬で心がホワ〜ってなったよ。春のお花畑に居るみたいな気持ちで開けたら花のような可愛らしいクッキー。心が温まりまくりで本当に嬉しかった。

でここからが去年の私とは違うんだけど、「ぜひ何かお返しをしたい」と思ったんだ。毎年、バレンタインという行事

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頭の中

頭の中

ヨガをしている時、先生がかけてくれる音楽を聴いているといつも色んな景色が浮かんでくる。ある日は森の中(鳥のさえずりが入ってるCDの時はこれね)木漏れ日がキラキラしてる。またある日は、白い砂漠だったり、朝日を感じたり、夕日を感じたり、薄い青の海の見えるビーチだったり、真っ青な海の中で月を抱きながら漂ってたり。
和音の感じで変わるのかな?
原理は分からないけどとにかく気持ち良い。これが家で再現出来たら

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ギュッとして

ギュッとして

「ギュッとして。」って久しぶりに言われてギューーーーッてしてあげた話。

娘が中学生になって一年が過ぎようとしている。さすがに、もうすっかりお姉さんだよね。小学生の頃は出かける時には必ずハグをして「いってらっしゃい」をしていたが、それもいつからか「もう、そういうのいいから」とか言われてしなくなった。私の中では「ちゃんと安全に帰ってきてね」のオマジナイのつもりだったんだけど…。授業参観にも「絶対来な

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中学生の英検

中1の子供が1月に英検三級を受ける。英検四級は6月に合格したが内容はサッパリ頭に入っていないと言ってもよい。比較も不定詞もthere is/are 構文も完全には分かっていない。なんとなく〜で選んで合格しているのだ。だから本人も「三級なんて絶対無理!全然わからんもん!三級受ける前にもっと四級の内容完璧にしたい!」などと言っている。
なるほど。確かに正論。地道に文法固めた方が良いかもね。とは私は思わ

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