極楽浄土に行きたいからって1人にするな。
眠れない夜、いや、眠ろうと思わない夜。
私は寝ている旦那を横目に、和室の自分の部屋にこもる。
何を書こうかなって、書いては消してを繰り返す。
すごい土砂降りの雨が降っているのに、彼が家にいるなんて珍しい。
人の死に触れ、その周りに触れ、人の悲しみや後悔に触れ、そんな感情があるのだとわかってもらいたかった。
大切を大切にするのは後回しではなく、今なんだよってわかってほしかった。
仏教において、49日間は死んでも魂はこの世にとどまる。
というより、六道のどれに行けるかの裁判を行う。
ただ浄土真宗は善悪関係なく阿弥陀仏様の本願力によって1日で極楽浄土に行けちゃう。
さて、ここで君ならどっちを選びますかって。
私とは逆で、うちの旦那は浄土真宗を選んだ。
1日で行ける方が良くない?善悪関係なく、って。
私は49日間裁判にかけられたとしても、この世に魂はとどまれるなら、その間死んでも一緒にいれるから、中陰の期間は欲しいと思う。
いや、ちゃんと私が死んで悲しんでいるのか、ちゃんと悪いことはしていないか、つまりは私がいなくなったことによって、旦那がどんな行動をするのか見張っておきたいのかもしれない。
まあ、馬鹿正直に死んでから裁判受けたとしたら2人ともしっかり地獄行きは確定してますけどね。
いや、2人とも強欲だから餓鬼道ですかね、それとも修羅道か畜生道か。
ま、どこに行っても、よくはない。
やっぱりそれらは人道よりもきついんかな。
人が死ぬと予言できるカラスは、悲しげな鳴き声をするらしい。
それならカラスと仲良くなって直接聞けたらいいな。
お前そろそろ死ぬぜ、とか、お前の旦那マジでやばいぞとか。
カラス悲しそうに鳴いたからそろそろか〜っていう気持ちの整え方。
できるようになりたい。
輪廻転生なんだから寂しくないよ〜きっとすぐ近くで生まれ変わって〜〜とか、来世でも会えるよ〜〜とか。
不確定で脆い。
だけど人間関係の方がもっと脆い。
だから信じたくなるのかも、すがりたくなるのかも。
「儚く脆いもの」の位置づけを私はすごくこだわっているし、その儚くて脆いものを、不可能なのはわかっているけど、確かな揺るぎないものにしていきたいという気持ちは誰にも負けない。囚われてる。
揺るがないもの、確実、確定って一番難しいです。
ま、それを邪魔してくる人、つまりは2人の世界に入り込もうとしてくる人はポアしちゃえばいいんですよ〜って正座しながら飛べばいい。
現実を知るためにケータイ見るとか、責め立てて話を聞くよりも、ポリグラフ検査を定期的に取り入れたい。陽性だったらマイクロ波焼却装置で骨になっちゃうからな〜(笑)
いや、それよりもナルコで忠誠心を叩き直すか・・・。
まあ、そんなこと考えながらクロワッサンでも焼きます。
起きたら巨大肉まんを生地から作るんだ〜〜!
明日も平和に行きたいですネ!
おやすみ。