シナモンロールにチャイラテと、ちょっとの愛。
掃除機に溜まったホコリを捨てるとき、私の記憶を一緒に捨ててるみたいで怖い。
どこにいってしまったのかわからなかったけど、そうか。
自分で捨てたのか。
君は、私を私ではない誰かと似ているねと言った。
私は、君が君だけの世界で作り出した私として生きてはいけない。
ここに存在する私は全くの別人だよ。
シナモンとチャイのスパイシーな匂いが充満する部屋で、君は私のことを恥ずかしいと言った。
そこでヒトカケラの愛が零れました。
シナモンはシナモンロールに、チャイはチャイラテに、愛は粉