「甘いものが食べたい」「〇〇が買いたい」と思った時

仕事や家事や育児に疲れて、「甘いものが食べたい」「〇〇が買いたい」などと思った時、「たまにはいいじゃん」みたいな助言がある。これって問題の解決になってないんじゃない?と35歳の私は昨日初めて思った。(遅いわ)

昨日は寝ても体の疲れは取れないし、腰が痛すぎた。こういう時、私は「マッサージに行きたいな」と思う。マッサージはよっぽど体が痛い時、夫に息子を託して年に数回行かせてもらうことはある。でも、1時間6千円とかでかなり贅沢なものである。

そんな時間もお金もないし…と思って、自分の体が元気になればいいんだろということで風邪薬を飲んでみた。風邪薬がマッサージの代用になる気がした。飲んだ直後から「全然違うわ!」と自分で自分にツッコんだ。

腰痛に効くストレッチをしてみたが、腰は痛いままである。無性にマッサージでお金を使いたい気分。

でもよくよく風邪薬&ストレッチとマッサージの違いを分析してみたら、私は「誰かにねぎらって欲しかった」のだ。自分の力で体の疲れを取り除くのではなく、誰かの手で取って欲しかったのだ。

たまに「マッサージに行きたい」という衝動がむくむくと出てくるが、その問題の本質は「誰かに頑張っていることをねぎらって欲しい」ということだった。あとは、マッサージに行くことで「自分一人の時間が欲しい」というのもある。

マッサージだったら夫にやってもらったらいい。夫が下手だったら、夫に「私の話を聞いてくれ。そしてねぎらってくれ」と言えばいい。まぁ私は小心者だから、後者は無論ダメに決まっているし、マッサージを頼めるのは10回に1回ぐらいである。結局は「自分の機嫌は自分で取る」か…。

そんな時、ちょうど息子が昼寝をしてくれたので、私は自分時間を取ることにした。普段だったら息子が寝ている間こそ、家事をしないといけないと思って動き回っていた。でも、食後に眠いのを我慢して動き回っているので、体は更にしんどい状態で息子が起きて、私はグッタリ、みたいなことが多かった。

でも完全に休むことは恐いので、洗濯機のスイッチを入れて、自分の寝室で1人読書しつつ寝た。

気づいたら洗濯が終わった音にも気づかず爆睡していた。腰の痛みは見違えるほどなくなっていた

マッサージに行ったら時間がかかる上に6千円も支払うことになるが、短時間で0円で治った!(笑)

マッサージに行きたい、でも時間とお金を使うのは自分の本意でないと悩んだ時、何が問題の解決方法なのか考える。私にとって一番は寝ることだった。

あと、私は「自由に時間が使えない」ということにも不満を持っていたので、息子の昼寝の時間に無理やり寝室に一人こもって読書していたのも良かった。

「しんどい時=寝る」は当たり前やないか!という感じだが、「マッサージに行きたい」という衝動が湧いた時、問題の本質は人それぞれ違うと思う。「寝たい」「仕事を辞めたい」「家事を放棄したい」「育児に疲れた」…何が本質なのか見極めることが重要だ。

衝動も人それぞれ違うと思う。私は今回「マッサージに行きたい」と思ったが、「甘いものを食べたい」というのもよく思う。でも、甘いものを食べると最近体が余計にしんどくなる感覚があるので、「何が問題の本質か?」を考える。

最近私の解決策は寝ること以外に「どうにかして自分時間を設ける」ことだ。起床時間を4時半から4時に変えた。そこで勉強したり日記をつけたり、自分の好きなことをする。4時は体がキツイ時はあるし、早起きしても家事に使ってしまったりして、自分が100%満足して自分時間を取れているとは言い難い。でも1日の初めに自分時間を設けるぞという気持ちがちょっとした自分の救いになっている。

何か衝動が湧いたら、「その問題の本質はなんだ?」と問いかけよう。


昨日の自分時間の際に読んでた本↓

「甘いものを食べたい」と思った代わりに読んだ本↓

本にお金は使ったが、いいんです(無理やり)。

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