2泊3日の宮崎旅行で、自分らしい旅を。
今回の目的地は、宮崎県。
ANAのセールで航空券を購入したのは6月ごろ。早朝や深夜便ではなく、ちょうどいい時間の便にお得に乗れるのがうれしい。
おいしいものを食べて、きれいな景色を見て。日常から離れた特別感を楽しんだ3日間を振り返ります。
1DAY
預け荷物がないので、アプリで事前にオンラインチェックインを済ませれば、あとは保安検査場へ直行するのみ。
セントレア空港から宮崎空港までの所要時間はおよそ1時間。さらに宮崎空港から宮崎市内も電車で10分と、とってもスムーズに到着しました。
宮崎駅近くでレンタカーを借りて、目的地の「サンメッセ日南」方面へ移動します。
お昼ご飯は、「うどん錦」で天ぷらうどん。
飲み干したくなる出汁もコシのある麺も、しみじみとおいしい。おいしいうどんを食べると、日本人でよかったなあと思います。
サンメッセ日南にて。
宮崎といえば...で最初に浮かんだモアイ像。どの角度からもモアイ像が見える光景がかなりシュールでおもしろかったです。
岐阜から遥々とここまで来ることはもうないだろうな、と思うと特別感が増しますね。
さて。ここからさらに南下して、宮崎県最南端の串間市に位置する「都井岬」を目指します。
宮崎駅から都井岬まで、寄り道がなければ下道で2時間。信号機もない道がずっと続くので、北海道を走っているんだろうか、と錯覚するほど。
道にヤシの木が続いていくのが、岐阜県民からすると不思議な光景。
都井岬の特徴は、約320年前の軍馬をルーツに持つ、野生の馬がいること。
野生の鹿やリスなどは見たことがありましたが、野生の馬もいるんだ、と。
道路や売店の近くでは出会えなかったので、馬が集まっているという「小松ヶ丘」に登ってみました。
丘から海を一望できる風景は、映画のワンシーンのよう。がんばって登ったかいがありました。
丘を登っている途中で話しかけてくれたおばあさん。都井岬には、宮崎に住んでいてもなかなか来る機会がなかったそう。
このあとも、飲食店などで宮崎の方に何度か話しかけられることがあり、穏やかでフレンドリーな雰囲気に勝手に癒されていました。
夜ご飯は念願の「味のおぐら」へ。地元の方にも大人気のローカルなファミレスで、元祖チキン南蛮発祥のお店です。
三連休だったこともあり、駐車場に入るまで30分、そのあとお店に入るまで30分。ラストオーダーぎりぎりの時間に滑り込みました。
今まで食べてきたチキン南蛮とは別格のおいしさ。タルタルソースも、しっとりジューシーな鶏肉も本当においしかったです...!
夜21時近くにチキン南蛮を食べるなんて、いつまでできるだろうか...とつい考えてしまった夜でした。
2DAY
2日目の目的地は、小林市を経由して鹿児島との県境にある「高千穂牧場」。高千穂牧場のヨーグルトやカフェオレは、コンビニやスーパーで一度は目にしたことがあるはず。
まずは朝一でコスモスが見ごろを迎えた生駒高原へ。
この日の天気予報は雨時々曇り。ちょうど立ち寄った時間が雨が強くなってしまったので、ランチの後に時間をずらして再訪することにしました。
ランチは「地鶏の里 小林」で親子丼を。胸肉、もも肉、大トロの3種の部位が入っており、トロトロで濃厚な卵との相性も言わずもがな最高!幸せな気持ちになれます。
町はずれの森の中にあるので、知る人ぞ知る感もたまりません。
コスモスを見に戻ると、ちょうど雨が止んでいました。写真もたくさん撮れて大満足。
高千穂牧場に近づくと、太陽が出てきて青空に。アイスクリームを買うために並んでいると、お店の外に虹が出ていました。
夜も地鶏を。宮崎駅から少し歩いたところにある「ぐんけい本店 隠蔵」。渋めの居酒屋が並ぶ場所にあります。人気店のようですが、連休最終日の夜だったので、予約なしでもすんなりと入ることができました。
これまたとってもおいしかったです。お土産にも地鶏を選ぶほどハマってしまったのでした。
3DAY
朝、カフェモーニングを探すも、月火休みのお店が多いこと。パン屋さんも、カフェも、ことごとく休み。
行きたいな、と思っていたパン屋さんがたくさんあったのに...。
・Bread & Butter
・acari-pain
・coconoe cafe&bakery
それでも諦めきれなかったわたしたちは、「コメダ珈琲」でモーニングをいただいたのでした。
最終日のランチは、新別府町にある「海鮮 長谷川」。車がないので、近くの「イオンモール宮崎」まで、シャトルバスを利用して向かいます。
小サイズでも十分なボリュームです。お店を出ると行列ができていたので、オープンと同時に入って正解でした。
帰りは歩いて戻りつつ、ローカルなスーパー「Foodaly」で買い物をしたり、「夢みるく」でアイスクリームを食べたり。
旅の最後に訪れた「Garage Coffee」は、シンプルな内装で落ち着くカフェ。ようやく本格コーヒーが飲めて満足です。コメダ珈琲もおいしいけどね。
知らない町にいって、心が動く風景に出会ったり、おいしい!と心の声が漏れるほどの、その地域ならではの食べ物を食べたり。
お金がたまったら、時間ができたらいつか、ではなく。自分のペースで、好きなことを楽しむ行動力を、ずっと手放さずにいたいな。
友人に「荷物少なくない?」と突っ込まれた今回の旅行バッグ。
荷物が重くて歩くだけで体力が奪われる問題を避けたいので、旅の荷物は最小限に抑えるのがマイルール。旅行バッグはボストンバッグ×20L以下が歩きやすくてちょうどいいと思っています。
アウトドアプロダクツのボストンバッグは、小さいけど意外と収納力があるのがうれしいです。