「奇妙な果実」とはナイスな訳だな
『奇妙な果実 ビリー・ホリデイ自伝』ビリー ホリデイ , (翻訳)油井 正一 , 大橋 巨泉
表紙が違った。自分が買ったのは1981年版(20刷)でジャズを聞き始めた頃かな(今は絶版になっていた。)。大橋巨泉が翻訳しているので驚いたものだが、もう亡くなってだいぶ立つので知らない人も多いだろう。でもこの本が出版されている限り名前は残るんだよな。イレブンPMの人じゃなく。昨日がビリー・ホリデイの命日だったので眠れない夜にずっと聞いていた(毎年コルトレーンと命日が一緒なので両方聴いている)。
この本の小題が歌のタイトルになっていて、アルバムも出ていたはず。「レディー・シングス・ザ・ブルース」というタイトルで一緒にBGMとして聞くとジワります。Amazonでは同名タイトルのブルースシンガーのオムニバスも出ているので注意が必要。