短歌レッスン57
俵万智短歌
季節外れのタンポポが。返り花というのかな。狂い咲きか。冬蒲公英という季語があった。
たんぽぽの短歌は最近知った俵万智先生の短歌が有名です。
もう「うたの日」のお題が出ているのだが、「夫婦」と「カップル」「相方」「パートナー」だった。なんかな、見透かされているというか、それでもめげずに歌を詠む。釈迢空でも詠んで野郎かしら(急におすぎとピーコ口調)。
模範十首
その前に今日の模範10首
「腕時計」の短歌は、腕時計そのものを歌ったものだった。腕時計している人かと思ってしまった。
「麒麟」の歌はキリンなのか?想像上の麒麟だと思うが。両方イメージできるようにしているのか?
「木馬」の歌は不穏な感じが60年生まれだ。
「椅子」の歌は死別かと思ったら協議離婚だという。24年生まれの人だから、まだ夫に対する依存性が強いのだろうか?
「背くらべ」は学校の先生。
「七つの冬」の歌は、子供の歌だと思ったら七歳年上の彼氏の歌だった。二人だけの世界だな。1989年生まれだとこんな短歌なのか?
「死にたい」歌は80年生まれ。生死さえもヴァーチャルな感覚のような気がする。
「ネロ」の歌は好きだけど、これは暴君「ネロ」だた。架空短歌。塚本邦雄の影響だろうか。荻原裕幸は、ニューウェーブの歌人だった。
クラシックの人なんだろう。ジャズだとそんなことお構いなしなんだがな。
「あの夏」の人は戦争世代?
「尖塔」の人は戦後世代。
荻原裕幸の短歌がいいかな。やっぱ世代的なものがあるんだろうか?
藤田湘子『新版 20週俳句入門』
第15週「デリケートな「かな」」
第3の型
上5上7〈室内のもの・状態〉=〈室外(季語)+かな〉
暴動かよ。付きすぎな上に切れ字が強すぎる。かなが全体を柔らかく包み込む感じで作ること。まったく逆だった。
難し過ぎる。ありきたりの句になってしまうな。こんなもんか?
うたの日お題
今日は夫婦の日ということらしい。だから「夫婦」で揃えたのか。まったくやる気が出ない。投票することもできないぐらいにどうでもいい歌が並んでいる。「夫婦」
買い物しながら、色々考えた。やっぱ逃げちゃいけないな。苦手のお題でもそれなりの歌にするのは練習だから。死ぬことはないのだし。
東直子の短歌にそんなのがあった。
結果
♪一つ。納得出来ないな。上5が6音ぐらいなもので音律は問題ないし、夫婦を肯定する歌の中で否定する歌があってもいいのだけれどな。それに語り手は不倫から引いているのだから、最初に戻って「いい夫婦」が残るわけなんだ。ただ「私性短歌」からは外れていてフィクションだけど。しかし、こういう人がいると思うんだけどな。
トップ
まあ、こういう幸せな夫婦がいてもいいが、それがすべてじゃないと思う。理想像だからかな。
理想像というか、世間に見せたい夫婦像なんだよな。夫婦だけ年取るわけでもないのに。
全体的にこういう短歌が多い。
「カップル」のリフレインだけど、そういうカップルばかりじゃないのにな。
否定的なうたもあった。
下7が8音なのになあ。トップ。
ここまで低評価だとほんと合わないのだなとは思う。孤独の中でどこまで自分のうた道を作っていけるかだな。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?