ライラック杯短歌
音韻的に修正しました。写真の短歌と少し変えました。
「ライラック杯」短歌でやりたかったことがあり、それは無謀にも『源氏物語』和歌からの本歌取り短歌。これは『源氏物語』の世界を現代短歌に変えていく現代を詠む試み。
この和歌は光源氏が末摘花の「唐衣(からごろも)」好きに辟易している歌で「唐衣」に光源氏がうんざりしている歌。「唐衣」は中国の衣服なのですが、それが古臭い感じ。もう舶来品を有難がる時代は過ぎたのにという感じですか?だから、現在に置き換え、バブル時代のブランドもの好きにしてみました。狂歌仕立てで。
『源氏物語 御法』で紫の上が亡くなる直前に詠んだ歌とそれに和歌を唱した明石中宮(紫の上は育ての親)の歌を本歌として。
「昼顔」という昼メロ・ドラマの感じですかね。それと「朝顔」「夕顔」が登場して「昼顔」が登場しないんで登場したらのイメージで。
紫の上が亡くなり、心ここにあらずの光源氏の最後の歌
を本歌として、返歌的に詠みました。
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