アルゼンチン・フォルクローレとおでん
好きなシンガーソングライターのエッセイを読んでいたら、その人が気に入っているアルゼンチンの作詞作曲家の話があった。
アタウアルパ・ユパンキというミュージシャンで、彼の古いインディオの歌が、オフィス街から見る夜景にも馴染んでいるとか、そういう話だった。
そんなことを聞けば、ぜひとも同じ状況を味わってみたくなる。
アタウアルパ・ユパンキの曲はSpotifyですぐに見つかったけれど、我が家の窓の外に立ち並ぶビルはない。
カーテンの隙間から覗いたところで、運が悪ければ向かいの居住者と目が合うだけ。
大人しくカーテンは閉じたまま、リビングで曲を流す。
今日の夕飯はおでんで、食卓に深さのあるホットプレートを置いてそこでぐつぐつやる。
立ち上る湯気を見つめながら、アタウアルパ・ユパンキのギターを聴いた。
飲まないけど、ここにビールか赤ワインか日本酒があるといい。アタウアルパ・ユパンキのフォルクローレはそんな感じ。
お酒とおでんとアタウアルパ・ユパンキのフォルクローレ。沁みた。
なんのはなしですか
#日記
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