葵川 真

小説のアイデアが浮かんだことをきっかけにNoteを始めました。 基本、小説のアイデアを投稿しながら小説を書く事にも挑戦していこうと思います。 よろしくお願いします🙇‍♂️

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【エッセイ】あなたがくれた景色

 もしあの時に戻れるなら、あなたと出会う道は選ばなかった。  あなたと出会う道を選んだから、手に職つけて働けている。  もしあの時に戻れるなら、あなたを好きにならなかった。  あなたを好きななったから、これからも幸せにしたい。  もしあの時に戻れるなら、あのタイミングでプロポーズはしなかった。  あのタイミングでプロポーズしたから、あなたは嬉しくなかったのかな。  もしあの時に戻れるなら、同棲してから結婚したかった。  同棲せずに結婚したから、一緒に住めなくなったのかな

    • 【小説】花束の物語【薔薇編#最終話】

       私の家は、学校から歩いて大体20分くらいの所にある。他にも下校している生徒はいるが、街灯がスポットライトの様に私たちを照らし目立たせている気がして、少し恥ずかしくなった。  京谷は一言も話さず私の少し前を歩いていく。  気まずい。何か話せよ、こいつ…  私は無言が耐えられなくなり、ずっと気になっていたことを聞くことにした。 「ねえ。」 「ひぇっ!?な、何?」 「っ!?そんな驚く事ないでしょ。こっちまでびっくりするじゃない。」 「ご、ごめん…華から話しかけてくるとは思

      • 【小説】花束の物語【薔薇編#6】

         私が目を覚ますとそこは保健室のベットの上だった。  ゆっくり上体を起こし周りを見渡すが誰もいない。  そのまま、ベットから立ち上がろうとした時、フラッとしてベットにドスンと座り込んだ。 「あら、目が覚めたのね。気分はどう?」  保健室の扉が開き、若い女性が入ってきた。白い白衣を着ていることから恐らく、保健室の先生だろう。 「まだ少し、眩暈がします…」 「何があったかは詳しく聞いてないけど、かなり疲れていたみたいね。今から担任の先生呼んでくるからもう少し休んでなさい。

        • 【小説】花束の物語【薔薇編#5】

          ※この話には暴力的描写が少し含まれています。苦手な方はお気を付けください。  チャイムが鳴り、私たちは屋上から教室に戻った。  教室に戻る途中、林田、田口、神田の3人は職員室に用事があると言って別れたので京谷と2人で教室に戻った。  後ろの扉から教室に入った時、私は大きな間違いを犯したことに気づいた。 「あれぇ?2人そろってどこ行ってたのぉ?」    しまった。2人一緒に教室に戻るなんて軽率だった。  そう思ったのはすでに遅く、女王軍団と男子数人の暴力団にあっという間に

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        【エッセイ】あなたがくれた景色

          【小説】花束の物語【薔薇編#4】

           ある日のお昼休み。屋上で一人ご飯を食べていた。屋上は、カップルが多く、初めて屋上にご飯を食べに来たときは、居心地が悪かったが、今はもう慣れた。教室にいるよりはマシだ。  ご飯を食べ終わった後、屋上から街を眺める事が最近の私の楽しみだ。眼下に広がる人々や車、建物は、どれも小さく映り、まるでこの広大な世界を支配する神様にでもなったかの様な気分にる。その感覚はとても心地よかった。  京谷が私を庇った日から、私に対する虐めがひどくなってきていた。  無視は勿論、教科書や筆記用具が

          【小説】花束の物語【薔薇編#4】

          気づいたらフォロワーやスキが急に増えていてびっくりしています。皆様、ありがとうございます。すごく励みになります。

          気づいたらフォロワーやスキが急に増えていてびっくりしています。皆様、ありがとうございます。すごく励みになります。

          【小説】花束の物語【薔薇編#3】

           病院近くの橋で菊池 京谷と出会ってから3週間後、彼は学校に来るようになった。どうやら無事退院できたらしい。彼の周りにはすぐに人が集まり心配の声をかけている。  人気者だったんだな、あいつ。  ただ、私には関係ないことだ。私はこの3週間、おとなしく過ごしていたおかげで、女王集団から嫌がらせを受けることはなかった。ものすごく平和だった。 「ねぇ、イバラさん」 「.....…」  平和だった… 「イバラさんってば!なんで無視するの?」 「...............…

          【小説】花束の物語【薔薇編#3】

          【小説】花束の物語【薔薇編#2】

           学校が終わると、早々に教室を出た。  急いで玄関に向かい靴に履き替えると、走って玄関を飛び出し、校門まで駆け抜けた。  校門を出ると立ち止まり、手を膝の上に置いて呼吸を整えながら、ズキズキ痛む頬に手をやった。  女王の奴、思いっきり殴りやがってと、心の中で毒を吐く。学校から急いで出たものの家に帰ってもまだ誰もいない。今すぐ両親に今日の出来事を愚痴りたい。そう思い、両親がいる病院へ歩き出した。  病院の近くの橋まで来た。後、数分で病院に着くという時に、思い出さないようにして

          【小説】花束の物語【薔薇編#2】

          【小説】花束の物語【薔薇編#1】

          あらすじ 近づいた人を不幸にしてしまう少女”イバラ”の苦悩と恋を描いた物語  私は、「イバラ」。みんなからそう呼ばれている。 もちろん良い意味ではない。悪い意味で、だ。  私と付き合いたいと近づいてきた男の子は、次の日、交通事故に遭ったり、犬にかまれて入院したり、テストで全教科赤点になったり.....…  私と友達になろうと近づいてきた女の子は次の日、彼氏に振られたり、飼っていたペットがなくなったり、親友と大喧嘩して絶交したり.....…  そんな出来事がうわさとなって

          【小説】花束の物語【薔薇編#1】

          【短編小説】花束の物語【青色のアサガオ編】

          あらすじ 朝は美しいが午後には醜くなってしまう女性の短い恋の物語  恋をした。  背が高くて、二重で、鼻が高いハンサムな男性に。  朝、散歩中に声をかけてきた男性は私に気がある様で食事に誘われた。  最初は戸惑いつつも、食事の中で会話が弾み恋をするには十分だった。  とても楽しかった。そのまま結ばれたいと思った。だけど、私は何も望まない。何も期待しない。  午後が近づくにつれ男性のさわやかな表情は、だんだん驚愕、恐怖の表情に変わっていき、慌てるように店を出ていった。  ほら

          【短編小説】花束の物語【青色のアサガオ編】

          【エッセイ】バッテリー切れ

           社会人5年目。  成績を上げる後輩、どんどん出世していく同僚。  自分では気にしないようにしていても、気づかぬ内にプレッシャーが心を蝕んでいく。  集中力は落ち、何度も失敗を繰り返す自分に腹を立てる毎日。  がんばれ、やればできるという周りの励ましは今の心には届かない。  頑張らないといけないのにやる気が出ない。バッテリーが熱くなり、充電が切れるのが速くなった携帯電話のように、僕の心は気力を失っていった。  家に帰れば育児奮闘中の嫁と、息子。息子の夜泣きで起きれなくなって

          【エッセイ】バッテリー切れ

          小説アイデア#3

           夕方、泣きながら抱き合う男女。  幸せそうな光景はいつまでも続きそうだったが、彼は我に返ったように立ちあがった。  彼は困惑したように周りを見渡す。あたりには誰もいない。  不気味になり逃げるようにその場を後にした彼。  彼女は泣き叫んだ。誰かに届けと願いながら。  もう、誰にも届かないと分かっていても.....…

          小説アイデア#3

          小説アイデア#2

           彼は私を忘れていく。  二人で行った場所、食べたもの、泣いたり笑ったり、喧嘩したりした日常、そして、私のことも。趣味、特技、誕生日、名前…彼の中からどんどん私が消えていく。私の存在を忘れた彼はもう私を探してくれない。  あぁ、私はもう独りぼっち。 以上。

          小説アイデア#2

          【短編小説】影が伸びる

          あらすじ 約束の時間になっても現れない彼女。 現れたと思ったら、その姿はとても悲しそうで… なぜ、彼女は約束の時間に来なかったのか? そして、悲しそうな理由とは?  今日は彼女とデートの日。  ワクワクしながら、俺は花屋の前にある小さな公園のベンチに座っていた。 (美咲、来るの遅いな。約束の時間を過ぎることなんて今まで一度もなかったのに)  約束の時間は午後14時。しかし、現在はもうすぐ17時になろうとしていた。  何かあったのではと心配になり電話を掛けてみるが、「現在、電

          【短編小説】影が伸びる

          プロフィール

           はじめまして。葵川 真(あおかわ まこと)といいます。  ふと小説のアイデアが浮かんだことをきっかけにNoteをはいじめてみました。  Noteは主に小説アイデアのメモとして使っていこうと思います。その中で小説を実際に書くことにも挑戦したいと思います。  実は、去年の7月にうつ病になってしまい、今もまだ休職中です。最近少しずつ回復してきて、やりたいことが増えてきました。その一つがNoteで何かを発信したいでした。  なので、うつ病についてや私は柔道整復師という国家資格も持っ

          プロフィール

          小説アイデア

          ・時間帯は夕方 ・ジャンルは感動、恋愛 ・話す彼と、無口な彼女の描写を入れたい ・しゃべらない彼女の秘密を書く ・短編で書く  このアイデアを元に小説を書くことに挑戦しようと思います。  よろしくお願いします。

          小説アイデア