「保育士→フリーのコーチへ」仕事を辞めるまでに準備しておけばよかったこと
先日、個別相談でご質問をいただいた。
わからないですよね。何から始めたらいいのか。何をすればいいのか。
今はSNSを見ればその方法はたくさん見つけられる。だけど「で、結局どうすればいいんだ?」となってしまうこともあると思います。
私はフリーランスを目指し始め、自分の力だけで売上を立てられるまでに2年かかっています。ありとあらゆる遠回りをしてきました。
めちゃくちゃ苦しかった。
私はご相談くださった方にも、今この記事を読んでくださっているあなたにも、私と同じような遠回りをしてほしくなくて。
だから今日は私が思う「まずここからはじめて!」を伝えにきました。というか、後悔の叫びにも近いです。
「なんでこれをしてこなかったんや!これをしていたらもっと早く結果が出たはずなのに!!」ってな感じです。
だから!お願いです!声を大にして伝えるので!ぜひ読んでいってください!
まずはこれを
自己発信。またの名を発信活動。
まずはここからはじめてみてほしいです。これに尽きます。
「河北さんまたその話?」と思った方、大正解です。私は自分を遠回りさせてしまった後悔の中で、いちばん後悔しているのが発信をしなかったことなんです。
だから何度だって言うのよ。伝えたいのよ(泣)
私たちは発信を見てくださっている方に「この人に相談してみたい!」「この人なら私の悩みをわかってくれるかも!」と思ってもらわなきゃいけない。そのために、信頼してもらうことが大必須になってくるんですよね。
名の知れた企業ならいいけれど、私たちは仮にも一般ピーポー。まずは信頼してもらわなきゃならない。
そのために必要なのが自己発信!
とにかく自分のことをどんどん発信して、知ってもらって好きになってもらって。そうやって信頼を積み重ねていく。
でね、この信頼関係は1記事、1投稿じゃ作れなくて。「できるだけ自分のコンテンツにたくさん触れてもらうこと」が鍵になってくる。
あなたにも好きなYouTuberや発信者さんがいると思います。その方を好きになった過程を、ちと思い出してほしいのです。
きっと1つの記事や動画を見ただけでは「好き」まで辿り着かなかったと思うのです。「もっと知りたい!好きかも!」のフックにはなることはあると思うけれど、きっと1つの投稿を見た後に、他に投稿されているコンテンツも見て。
何記事か、何動画か見たことで、その人を好きになったり信頼できたりしたと思うんですよね。
その人を好きになるまでに、
そして信頼して相談しようと思うまでに…
いくつ投稿を見たか?
何時間くらいその人のコンテンツに触れていたか?
これを振り返ってみてほしいな、と。
誰かにもまた、私たちのことを好きになってもらったり信頼してもらうには、私たちが信頼を寄せた発信者と同じくらい、自分の発信に触れてもらわなきゃいけないということなんですよね。
何を発信すれば?
同時にこんな問題が出てくるのではないかと思います。私がそうだったから。
「何を発信すればええの?????」
私も長らくぶつかってきた悩みです。今でもたまーにぶつかります。ただ適当に発信していてもどうにもならないということが分かっているからこそ、ぶつかる問題ですよね。
あえてね、あえて、言います。
今は日記でもエッセイでもなんでもいい。思ったこと、感じたこと、今日の出来事、なんでも投稿してみてほしいんです。
なぜかというと、発信活動は思っているよりもめちゃくちゃ大変だからです。私も当初想像していたうん十倍は大変でした。
発信には基礎体力みたいなものが必要になってきます。私の師匠はよく発信を野球に例えて話してくれます。
「変化球が投げられるのは下半身がちゃんと強化されているから」と。
「足腰がしっかりしていないのに、変化球の練習しても意味ないでしょ。まず足腰鍛えてから」と。
まずは書く。投稿する。自分の思いを言語化する。習慣化する。投稿しない日は気持ちが落ち着かなくなる。
この基礎トレをまず積まないと大怪我してしまう。
私は先にカーブやフォークを投げようと必死になっていました。発信に質を求めすぎていたんです。
タイトルはどうしようか
書き出しはどうしようか
語尾はこれでいいのか
なぜかまとまっていないように思う
見よう見まねでやってみました。ふつうに大怪我しました。ここで言う発信の大怪我とは発信が続かないことです。
完璧な発信を目指して時間をかけすぎてしまい投稿まで至らなかったり、あれこれこねくり回すうちに、文章がぐちゃぐちゃになり、なにがなんだかわからなくなってしまったり。
結果、発信が積み上がらなくて。必然的に自分を知ってもらう機会、信頼してもらえる機会ができなかったんです。
だからあえて言います。
今は、意図して人を傷つけること以外は、な〜んにも考えなくていいです。まずは基礎トレだと思って、なんでも楽しく発信してほしいのです。
発信しなかった後悔
ちょうど1年前の9月。発信で大怪我したことをきっかけに、私は起業の世界から身を引きました。「私には無理だったんだ」と会社員に復帰したんです。
会社の都合で車で往復130キロ近い通勤に。1日の中で、ただ車に乗るだけの時間が3時間以上もできました。
「いつかは起業したい」
そんな私の心のうちを知っていた師匠に言われました。
「ラジオ収録しながら通勤したらいいじゃん。そうしたら発信が積み上がるで」
…うん、わかるよ。わかる。
でもいろんな気持ちが邪魔をしてしまって。
発信するならちゃんとしなきゃでしょ
価値ある発信をしなきゃでしょ
いろんな理由が思い浮かび、なかなか発信できなくて。
結局その会社は上司と揉めてわずか4ヶ月で退職することになり、ここで私は「もうほんまに起業して生きていくしかないやん」と一念発起したのですが、会社員生活の4ヶ月、投稿した数はゼロ。
私は退職してからまた、1から発信を積み上げていかなければならなかったんです。
例えばその4ヶ月(120日)、毎日5分でもラジオを収録していれば、私には10時間分の発信が積み上がっていた。
こんな綺麗な計算式にはならないけれど、私のことを知ってもらう、私の発信に触れてもらうためのコンテンツが10時間分も作れたんです。
一念発起した時はがむしゃらだったから気づかなかったけれど、ふと振り返って思ったのです。
「あの時発信していれば…」と。
だから私は「とにもかくにもまずは発信してケロ〜!」と声を大にして言いたいのです。
別にね、どんな内容でもよかったと思うのです。まだ基礎トレだったから。
まずは書く。投稿する。自分の思いを言語化する。習慣化する。投稿しない日は気持ちが落ち着かなくなる。
これらがまずは大事だった。そのための時間だった。
「上司にこう言われたけどこう思っていて〜」
「家族(友人)のことでこんなふうに悩んでて〜」
こんな感じでよかった。なんでも。本当になんでも。
それに発信することで少なからず、「こういうふうに仕事に向き合っている人なんだな」「こんなことを考えている人なんだな」という人となりが伝わるしね!
発信を日常に
仕事、家事、育児。
発信するということは、今の生活に新しいこと(発信する時間)を組み込むということなので、何かを削って時間を作ることになってくる。
時に苦しくなることもあると思います。
発信なんて日常に必要ないことですしね。やらない理由なんていくらでも作れちゃいます。
でも、発信は3ヶ月後、半年後の自分を必ず助けてくれます。どんな形であれ絶対に助けてくれます。
だから仕事を辞める前の準備として、発信をはじめておいてほしいです。
私は何度も何度も発信に挫折しました。「あの時発信しておけばよかった」と思うことばかりの毎日ですが「あの時発信してなくてよかった」と思ったことは1度も、いっっっっちどもありません。
だから、まずは発信をしてください。なんでもいいです。なにを投稿してもいいです。
真面目な私たちです。
これっくらいの感覚で、本当にちょうどいいです。
まず私たちがすることは基礎トレだからね。カーブを投げることではないからさ!
伝えたいことまとめ
今日伝えたいことをまとめると…
・自分のことを知ってもらうために、
まずは発信活動をはじめてみてください。
・だけど発信は思ったよりも挫折しやすいです。
簡単に怪我しちゃいます。
・だから基礎体力をつけるために、
まずはなんでもいいので楽しく投稿してください。
3ヶ月後、半年後の自分自身のために。
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