発信のネタがない時は、いま考えていることをそのまま書くのがいい

今、クライアントさんのメッセージに返信していて思ったんやけど、今思っていることをそのまま発信のネタにするといいと思うんよね。

無理矢理どこかからネタを引っ張ってくるってやっぱり難しくて。誰かに話したくなるようなおもしろエピソードとか、誰かに話さないとやってられないくらい悲しい出来事とか、毎日起こらないからさ。笑

私、たった今「私の発信ってなんでこんなにおもんないの」って記事を書いたんやけど、これ今の私が思っていることで。

やっぱりめちゃくちゃ書きやすかったんよ。思っていることを吐いているだけだから。

私は気合と根性で発信をこなしてきたタイプなんだけど、こういう記事ならいくらでも書けちゃう、って思った。こういう記事を作っていきたいな、って純粋に思った。

タイムリーすぎて、またこうしてタイピングしているんだけど、これも今わたしが考えていることなんよね。

「思っていることそのままネタにしちゃえばええんやないか？」って。

ネタが思いつかないなら、

「ネタが思いつかない理由を考えてみた」とか「書きたいと思っていても書けない理由」とか、「発信した方がいいと思っているのに手がとまるのはなぜだろう」とか。

今考えていること、悩んでいること、感じていること、をそのまま出しちゃう。これ、やっぱりめちゃくちゃいいと思う。

とはいっても、それってなかなか心理的なハードルもあると思うんですよね。偉そうなこと言ってますが、私もできなかったことです……

もうすでに自分の中で昇華しきっているネタとか、ある程度自分の中で「これだよな」という結論があったりすると、そのハードルは下がると思うんだけど、

現在進行形で悩んでいることとか考えていることって、自分の弱い部分というか、
そういうのをさらけだすことになりますから。

でも、そういう発信が共感を生んで、発信者にファンがつくんだろうな〜、って考えています。

人が悩みを乗り越えていく過程とか、めちゃくちゃおもしろいじゃないですか。

ネタない、書けない、と言っていた人がスルスル書けるようになっていく過程って私もめちゃくちゃ興味ありますもん。

私も発信が苦手すぎたから、そういうの、めちゃくちゃ気になります。

よく「河北さんにも悩んでいたことがあるのですね」とか「河北さんも少しずつ乗り越えてきたということは私もできそうな気がします」と言っていただくのですが、

私って、悩んでいることや乗り越え中のことを、タイムリーでは発信できていなかったんですよ。

あとからふりかえって「あのときは発信できませんでしたが〜」とか「こういうことで悩んでいたんですけど〜」とか。全部過去形なんです。

もちろんその時の苦しさとか悲しさとかは覚えているけど、どうしても鮮度は落ちててさ。

発信をはじめた当初、私は発信ができなくて毎日泣きながら発信していて。机の上がティッシュでてんこもりになるくらい泣きながらパソコンに向かってたけど、

今それを書いても、自分の中ではすでに笑い話にできるくらい昇華されてる。

そのときに、ちゃんと当時の記事を残しておけばよかったな、って。

”発信ができなさすぎて今めっちゃ泣いてます。目の前にティッシュがてんこもりなんですけど、発信を続けて私は起業したいんです！だからなんとしてでも発信したくて発信してます！”

と。

そのときの状況とか、目に映るものとか、悔しさとか、苦しさとか、周りを妬む気持ちとか、それでもどうしても働き方を変えるために発信したい気持ちとか。

全部発信してやればよかった。

そうすれば、そのときのそのまんまの温度感で残せたはずで。

それがまた、誰かの希望になったと思うんですよね。当時のことを残していれば、私が歩んできた過程を見ていただけたと思うから。

なんてもったいないことをしたか、、、と思うことがよくあります。

ぜひ、今思っているそのままの気持ちを発信してみてほしい。ネタをさがすより何十倍も書きやすいし、発信へのハードルもぐっとさがる。

すこし心理的なハードルを感じるかもしれないけれど、その痛みは未来の自分が全部まとめて回収してくれる。

今、書いたことを未来の自分はぜったいに感謝してくれる。

だから大丈夫だ。

今あなたが考えていることこそが、この世でいちばんおもろい。なによりも鮮度の高い最高のネタ。

書こう。今考えていることを。

いま、考えていることはなんですか？