めくるめく古の鏡筒たち その5:Yashinon DX 50mm f1.4 vs DX 50 f1.7
――命、燃やすぜ!
はじめに
「オールドレンズ、いいよね…」
「いい…」
巷ではこのような何気ない会話、あるいはきっかけからふとオールドレンズの沼を覗いてしまう方が多いと聞きました。
その沼は極彩色で、しかも誘引力のある作例なんかに魅せられた日には、もう手元にそれがないと落ち着かない…という。
今回は、最近やたら中古価格が高騰してきている、Yashinon DX 50mm f1.7と、それよりも口径の大きいf1.4モデルの比較を行いたいと思います。
選定理由としては、以下の2つ。
最近発刊されたオールドレンズのおススメ本でDX f1.7が紹介されており、広告効果によりやたら中古価格が上がってきているだけで、果たして現在価値が分相応なのか否か、ということを検討したいという捻くれた心を持っているから
f1.7の上位互換とされているf1.4を購入した方が、f1.7を開放で使うよりもコスパいいんじゃあないかという
オタク特有のクッソ気持ち悪いマウント性能の確認を取りたいから
ということで、Yashinonレンズの初期モデルであるDXの開放値違いで、何らかの違いはあるのでしょうか。
機材紹介
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