まさに可愛い子には旅をさせよ
お昼寝、離乳食、授乳、お風呂、夜泣き、人見知り。
毎日毎日同じことの繰り返しだけれど、考えることは山積み。
いつでも離乳食や授乳の時間を考え、何時間寝たか計算し、献立を決め、就寝までの時間を逆算する。
特別なことは何もしてないけれど、なかなか外出ができないものだ。
…と思っていた。
授乳と昼寝を優先していたら、常にどちらかの時間がやってくる。
短時間のお散歩はできるけど、遠出は気が引ける。
さらに人見知りや場所見知りが始まったし、刺激が強すぎて夜泣きがあったらなあ…なんて思って、なかなか外に出れずにいた。
しかし、季節は春になった。
外は暖かく、新生活の匂いがする。
なんだかわたしの気持ちも前向きになってきた。
よし!お出かけしよう!
ということで、友人と会うことにした。
片道1時間弱のドライブ。授乳と昼寝は出先で済ます。いつもよりも少し遠くへお出かけ。
娘の負担にならないといいなと願いながら出発したのだが…。
なんとまあ、想像を超えたこと超えたこと。
行きの車では楽しそうに喋っていて、友人の子どもと一緒に遊べば笑顔を見せて、ミルクもしっかり飲んで、帰りの車では熟睡。
夜も夜泣きすることなく、熟睡。
ああ、なんというか幸せなお出かけだった。
初めての遊び場に場所見知りをしたのか、一瞬涙を見せた娘だったが、数分後には楽しそうに遊んでいた。
車でギャン泣きしたらどうしようと思っていたが、疲れて気持ちよさそうに寝ていた。
そうかあ、もっとお出かけしてあげよう。
楽しいんだなあ。笑顔可愛かったなあ。
母が心配しすぎていたんだなあ。
そして、わたしもドライブが楽しかった。
もともと運転は好きだったし、久しぶりに長めに運転してよい気晴らしになった。
次はどこへ行こうか。誰に会おうか。何を見せて、どんな体験をさせてあげようか。
刺激が強くて泣いた夜があったら、わたしが抱いて寝かせてあげればいいのだ。
そんなこんなで可愛い娘にたくさん経験をさせてあげようと思う、春です。