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28.家族にアーユルヴェーダ食を振る舞う〜2024.9月〜

《本日のおうちランチ》
・チャパティ
・きゅうりとコリアンダーのガスパッチョ
・ひよこ豆とじゃがいものマサラソース


アーユルヴェーダ食を振る舞ったシリーズ。いつもは現地に向かうのですが、今回オンラインで受講しました。
残念ながら今回、ゆっくりと工程や食材の使い方、考えながら復習調理する時間が確保できず…。記憶が風化する前に受講時の記録を残したく、急いでnote作成しています。

講座は、前半講義、後半調理実習です。オンライン教室は、材料準備から実習が始まります。幸い、色々なスパイスを揃えているので、大概のものはストックがあります。無い時は買い出しに走る、または、ネットで注文です。便利な世の中になりました。

また、アーユルヴェーダの勉強を始めてから、食材についてよく考えるようになりました。一番の発見は、近所の道の駅に、新鮮野菜や山菜はもちろん、アーユルヴェーダでおなじみの乾燥ミント、ローリエなどのハーブ類をたくさん扱っている事を知りました。純はちみつも地元農家さんが作っています。こんな近場にアーユルヴェーティックな食材があふれていました。こんな視点で道の駅を見たことが無かった…。
この田舎から東京のアーユルヴェーダ学校は遠いけど、食材は私にとって最高級品です。(*‘ω‘ *)

オンライン教室の良い点は移動がないところ。そして余った料理をそのまま家族の食事として出せること。デメリットは香りが分からない、先生が準備する食材に触ることができない、出来上がりの味がわからないことです。どちらも良し悪しあります。

さて、キッチンにタブレットを置き、オンラインで先生と繋ぐ。他の受講生さんともオンラインでつながり、画面上で話す。本当に良い時代ですね。地方に住む私にも学習ができる嬉しいです。
(作り方は事前にレシピをメールで頂いている)

講義後、調理開始。


ひよこ豆とじゃがいものマサラソースから。
材料は、切っておく。次に指定されたスパイスをオイルで熱する。

スパイス沼。(*´ω`*) いい香りです。
生しょうが、クミンシード、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、ヒング、ガラムマサラ。
「ガラムマサラにはターメリックは入っていない」
と教えてもらいました。

ココナッツミルクを加え、とろみがつくまで加熱。
ひよこ豆、茹でたじゃがいも、トマトを投入。炒める。


缶詰のひよこ豆を使ってみた。
ココナッツミルクと豆はKALDIで購入。
じゃがいも、トマトは我が家の畑から。


最後にレモン汁を入れ、塩コショウで味を調える。
パクチーを散らして出来上がり♪

味見しながら作る。美味いっ!!(*´ω`*)

続いて、きゅうりとコリアンダーのガスパチョ。これは、ベジタブルスープストック(前日に作っておく)にきゅうり、りんご、パクチー、パセリ、レモンのしぼり汁、オリーブオイル、塩こしょうを入れてミキサーでグラインド。完成。

混ぜる前。


続いてチャパティ。生地を初めに練り、30分程常温で布巾をかけて置いておく。(インドでは、このチャパティをうまく焼ける、焼けないでお嫁さんの価値が決まるらしい。日本で言えば、嫁の味噌汁がうまいか下手か、みたいな立ち位置かな…。)

チャパティを伸ばすときは、乾燥したまな板で作ること、しっかりフライパンを熱してから焼くことなど教わりました。

全粒粉は、産地によって水の量が変わる。
インド産は、全粒粉が乾燥しているため、
全粒粉100:水40の割合。
ネパール産はインド産よりも乾燥している為、水も微調整。
北海道産など国内の全粒粉は粉自体に水分を含むため、水の量は控えめに。
丸く伸ばせない。笑。
先生はガス火を使用、チャパティパンという道具でチャパティを焼いていた。
焼きあがる頃、生地がブクブク、ぷくぷく膨れてとてもおいしそうだった。
IHはチャパティには不向きなだな。


仕上げに、片面にギーを塗って完成。

今回はオンラインということもあり、
慌てて器を探すことになった。
統一感ない食器と盛り付けだね。(-_-)

先生が、「焼きたて、出来立てがおしいいのよ」というため、急遽、子どもたちを呼び、試食してもらう。息子は先生に感想を言い忘れて黙々食べる。(おいおいおい…。挨拶はしよう…)「おいしいでーす!」と画面上のみんなに話すが、咀嚼は止まらない。娘はインドカレーが苦手(市販ルーのカレーが好き)だが、この料理に関して嫌とは言わず完食。

私も焼きたてチャパティを食べる。このマサラソースとめっちゃ合う!!美味ーい。(*‘ω‘ *)!!こういうカレーを出してくれるお店屋さんが近所に欲しい!!スパイスで体が喜んでいる。ドーシャバランスを整えている感じがする!!

ここは田舎だからそんな店屋はほぼほぼ無い。
自分で学習、研究、作ることを編み出すのが手っ取り早い。

それではまた。(^^)

【アーユルヴェーダ基礎知識】
・アーユルヴェーダは基本的に動物性の肉は勧めない。特に牛肉、豚肉、赤身のものは勧めない。(例外的に肉のスープなどプラクリティに基づく判断で食することはある)
・身に着けるものも体に取り入れる。近年インドでは、農薬を多量に使用した綿栽培をしているところもある為、今後の動向に気を配る。
・日本の添加物は、400~500くらい認可されているが、消化力を考えると消化できないものがほとんど。(ショートニング、マーガリン、人工アミノ酸等)アグニ低下→アーマ増量→オジャスが減るという悪循環となる。


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