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25.夏の一品

「暑ーい!」(私)
「夏だからしょうがないじゃん。」(夫)

この無限ループで時を過ごせる夫婦の夏の1コマ。思った事は言いたい数秘3の私と冷静な夫。

今回はそういう事ではなく、#夏の1コマ というnote企画を発見。

スマートフォン保存している写真を確認する。

お。夏らしい写真発見!

これです。

【なすのしそ巻き】

私が投稿する夏の1コマは、「なすのしそ巻き」です。これは郷土料理。東北地方には、色々なしそ巻きがありますが、我が家はこれです。

母が生存の頃、夏によく作っていた一品でした。その後、同県の夫と結婚し、同居の姑も同じものを作っていました。

若い頃は、このような郷土料理はババ臭いと思ってましたが、年を重ねるごとに、美味しさが体に染み渡ります。不思議です。

過去の記憶をたどると、別に住んでいた亡き祖母も同じものを食べていたなぁと思い出しました。

そして今。私の子どもが食べているので、4世代目に引き継がれているということになります。世代リレーですね。

作り方は簡単。なすを棒状に切って、なすの先っぽに合わせ調味料(味噌、みりん、砂糖、酒。人によっては一味唐辛子を入れている)をさっとつけて、しそで巻く。しそ1枚に棒状のなすを1〜2本(太さを考慮して)入れて巻く。それが3〜4本の束ができたら、爪楊枝に刺して、固定。焼きやすいようにひと手間加える。それを油をしいたフライパンで両面焼いて出来上がり。冷めてもご飯がすすむ一品です。

姑が畑で作るなすと庭に繁殖しているしそ使う。
合わせ調味料の味噌は地元産、砂糖はキビ糖使用。

写真の通り、爪楊枝を取らず、うちはそのまま食卓に出します。取るのがめんどくさいのよね。爪楊枝で固定すると、しそがフライパン内であちこち動かないから楽。

郷土料理家は赤紫蘇を使うらしいです。しかし我が家は、青のしそが繁殖を続け、多量にあるため、青多めの青しそと赤紫蘇の半々で作ります。私は赤紫蘇より青しそが個人的に味が好きです。

玄関先の青紫蘇繁殖エリア。
毎年面積が広がりつつある。

これが我が家の夏の一品であり、逸品かもしれません。暑さで食欲が萎える時こそ、夏バテ防止メニューを取り入れたいものです。しそは、抗菌作用や消化促進、だるさやむくみを取ります。なすは、体内の熱を冷ましてくれます。

夏の採りたて野菜で作るサットヴァ料理であり、郷土料理の紹介でした。(^^)


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