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老親と心穏やかに付き合うには

親に「できるだけよくしてあげたい。」
そう思っている人は多いですよね。
でも、実際はなかなか難しい(-_-;)

今日は、老親との「ちょうどよい」付き合い方について、
考えてみたいと思います。


addressと実家生活の組み合わせ


私がaddressでアドレスホッピングを始めたのは、
「実家へ行くため」でもありました。

東京から実家のある青森へ行くには、一日掛かりです。
時間もかかるし、お金もかかります。
東京の家の固定費を払いながら実家に長期滞在すると、
経済的負担が大きいです。

東京のマンションには娘と娘の彼(結婚未定)が住んでいます。
二人から家賃を徴収し、私のaddress代に充てています。
addressはサブスクですが、チケット制で、基本的に1泊1チケット。
泊まらなければお金は掛かりません。

addressで泊らない分を、青森への交通費に充てられます。


address生活をデフォルトにすると


「快適な生活」ばかりしていると、
ちょっとしたことがストレスになりますよね。

address生活で、いろいろな面で免疫がついたことで、
実家でも、ストレスを感じることが減りました。

addressでの「不自由」があるからこそ、

好きな時間に長風呂できるとか
寒かったらもう一枚布団を掛けるとか
好きなものを買ってきて、キッチンで何でも作れるとか。

こんなことでも嬉しい(笑)
これぞ適応力


楽しみを見つける


先日のことです。
友人のお母さん(82歳)が、ある手術のため入院しました。

手術自体は問題なかったのですが、入院生活での衰えから、
日常生活へ向けてリハビリ病院へと転院しました。

友人は頻繁にお見舞いに行っています。

「今度私も、お見舞いに行きたいんだけど。」

私がそう伝えると、彼女からこう返事が来ました。
「じゃ、温泉行ってから行く?」

彼女は楽しいことが大好きな人です。

病院の面会は午後2時から。
近くにとってもいい日帰り温泉があるのよ。

朝10時の開店時間に行き、
のんびりお湯につかり、
美味しいお昼ご飯を食べ、
お肌つるつるすっぴんでお見舞いに行った私たちでした(笑)。


自分が後悔しないため


こう言っては問題があるのかもしれませんが。

私は「親のため」ではなく、
私自分が後悔したくないから、

頻繁に実家に通っているのだと思います。

つまり、自分のため

ならば、自己犠牲はしない。
自分の人生を、母のために犠牲にはしない。


課題の分離


友人は、
「お母さんが大変な時に、温泉で楽しむなんて。」
と後ろめたく思ったりしません。

私も、
「親が不自由なのに、アドレスホッピングなんて。」
と後ろめたく思ったりしません。

親の問題は、親の問題です。

私が実家以外の時間を、親を心配して鬱々と過ごそうが、
忘れて楽しく過ごそうが、結果は変わりません。

むしろ、楽しく過ごしメンタルを健康にして、
機嫌よく実家に行くほうが良い。

本当に、人生100年時代ですから。

鬱々としたメンタルで何十年も過ごし、
親の介護が終わったときには、「自分が介護状態」
なんてことだってあり得ます。


背負いすぎない


母はパーキンソン病の診断を受け、4か月前から投薬を始めました。
体調はどう?と聞くと必ず、
「ちっともよくならない!」
と言います。

でも、明らかに良くなっています。
以前とは全く違います。

動作や反応はかなり通常に近くなっているし、
何より、頻繁にベットに横になっていたのが無くなりました。

「ちっともよくならない!」
いろいろと訴えますが、86歳だからね。。
病気の影響だけじゃないんじゃない?

どこまでも昔の自分がデフォルトなんですよね。。
お医者さんって、大変ですね(-_-;)

前回帰省した際に受けた要介護認定。
「要介護1」を受け、「デイサービス」に行き始めました。

ケアマネさんと私で、「とにかく一回行ってみれば」と、
めっちゃくちゃ、めっちゃくちゃ(再)説得して、
ようやく、本当にようやく(再)行きました。

すると、
「ご飯もおいしい。」
「お風呂も、体を洗ってくれてすごく良い。」
と(-_-;)

ケアマネさん含め、高齢者相手の仕事をしている方を、
本当に尊敬します。

やっぱり、他人に入ってもらったり、
他人に接する機会がある
のは良いですね。

私は、適度に距離をとるのが、私の精神衛生上もよろしい(笑)

そんなわけで、ひとまず現状維持で行けそうです。


母の良いところ


こんなに悪口ばかりを書いていますが(笑)
私の、母の大好きなところがあります。

私が怒ったりしても、あんまり傷ついたり落ち込んだりしないところ。

メンタル強い!
私はあなたの娘です(笑)

その調子で、お願いしますねー
娘はまた、旅に出ます。
また来るからね。

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