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その言葉、大丈夫?誰かを傷つけていませんか?

毎日何気なく使っている言葉、その言葉、使い方次第で攻撃する武器にもなるし、守る盾にもなる、そんなこと考えたことありますか?


言葉の持つ力

言葉には大きな力があります。

一言で誰かを励まし、勇気づけることもできれば、深く傷つけてしまうこともあります。

SNSや日常会話の中で何気なく発した言葉が、意図しない形で相手を傷つけてしまう。
「ただの意見のつもりだった」
「正しいことを言っただけなのに」
と思っていても、受け取る側にとっては攻撃になることもあります。言葉の影響力は、発する側が思う以上に大きいのです。

言葉が武器になる

自分では「正論を述べている」と思っているのに、相手を追い詰めてしまうことがあります。たとえば、誰かのミスを指摘するとき、言い方によっては相手を深く傷つけることになります。

私自身、以前は「間違っているなら、正すべきだ」と考え、ストレートに意見を伝えていました。
「正しいことだから問題ない」と思っていたのです。今思うと自分の言葉が相手を追い詰めていたかもしれません。

言葉が武器になってしまうのは、「自分の意見を伝えること」に意識が向きすぎてしまい、「相手の気持ちを考えること」が抜け落ちてしまうときです。

発する側は何気ないつもりでも、受け取る側にとっては重く響くことがあるのです。

言葉が盾になる

言葉は人を守る盾にもなります。

たとえば、落ち込んでいる友達に「大丈夫、あなたなら乗り越えられるよ」と声をかけると、それだけで気持ちが軽くなることがあります。また、誰かが傷ついたときに「あなたの味方だよ」と伝えることで、相手に安心感を与えることができます。

言葉には、人を守り、癒す力があります。言葉を盾として使うことで、誰かを救うこともできるのです。

過去の自分に気づいた瞬間

ある出来事がきっかけで、私は過去の自分の言葉の使い方を振り返る機会がありました。

以前の私は、「正しいことを伝えている」相手がどう感じるかなんて気にしていませんでした。
でも、自分が受け取る側になったとき、その言葉がどれだけ痛いものかを実感しました。
あのときの私は、「相手のため」と思っていたのではなく、自分が正しいことを証明したかっただけだったのです。

そして、気づかぬうちに自分の言葉が他人を攻撃していたことに愕然としました。
「正論」であっても、伝え方次第で「暴力」になることがある。私はそれを、自分が言葉の矢を受ける側になったことで、初めて理解しました。

自分に返ってくる

言葉は、発した人のもとに戻ってくるものです。

攻撃的な言葉を発すると、結果的に自分も孤立し、人間関係が悪化することがあります。一方で、思いやりのある言葉を使えば、それが巡り巡って自分のもとに温かい言葉として戻ってくることもあります。

「誰かを傷つけるための言葉」ではなく、「誰かを支えるための言葉」を選ぶことが、自分のためにもなるのです。

今日からできる「言葉の使い方」

では、どうすれば言葉をうまく使うことができるのでしょうか。

まず、大切なのは、相手の立場になって考えることです。

自分がその言葉を言われたらどう感じるか、一度立ち止まって想像してみることで、より思いやりのある表現が見えてくるはずです。

また、感情が高ぶったときこそ、一呼吸置いてみることが大切です。

その場の勢いで発した言葉は、後から後悔につながることもあります。深呼吸をして、冷静になってから言葉を選ぶことを心がけると、伝えたいことがより伝わりやすくなるでしょう。

さらに、伝え方を少し工夫するだけで、相手への印象は大きく変わります。同じ内容でも、やわらかく伝えることで、受け取る側の心に寄り添うことができます。「こうしなければならない」と押し付けるのではなく、「こういう考え方もあるよ」とそっと提案するだけで、伝わり方が大きく変わるものです。

そして、できるだけポジティブな言葉を意識してみましょう。

何かを否定するよりも、肯定的な表現を増やすことで、言葉の持つ力がより良い方向へと働きます。
相手の良いところを見つけ、それを言葉にして伝えることで、お互いの関係も温かくなっていくはずです。

私たちが日々使う言葉が、誰かの心を癒し、支えるものになるよう、意識していきたいですね。

言葉にはとてつもない力があることを改めて感じます。

ある出来事のおかげで、自分が使う言葉の大切さに気づくことができました。相手を暖かく包み込む、そんな言葉を発し綴っていきたいと思えたこと、それを気づかせてくれたことにとても感謝です。


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