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発達障害グレーゾーンを認めたら、過食も治ってきた話その②




女性の発達障害(グレーゾーン)についての
西脇俊二先生のお話(参考動画:HSPの正体は〇〇〇のグレーゾーン【スペシャル対談】本当の自分を知る×アーユルヴェーダ MOTOKO
を聞いたことで、自分の長年の過食症も
発達障害の衝動性に弱いという特徴の一つなのでは?
と考えるようになりました。



(自分は発達障害の細かい分類について詳しくはなく
医師の診断も受けていません。
ですが幼少の経験から当てはまる部分がとても多く
対処法を取り入れたら明らかに生活が楽になったので、
その体験をもとにお話していきます。)




そこで、さっそく西脇先生の書籍
『繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策』を図書館で取り寄せました。
(本のタイトルはHSP対策ですが、
西脇先生は動画でHSP=発達障害グレーゾーン説を話されています)




そこに書いてあった対処法を実践したところ、
過食の回数がみるみるうちに減っていったのです。



『繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策』西脇俊二著



今回はその中でも最も効果てきめんだった
「行動の細分化」についてご紹介します。




「行動を細分化する」


「(ある行動が)出来ない!」と思うと
ワーッとパニックになってしまう、
発達障害のあるあるに効果的な方法です。




その方法とは、ある一つの行動を
細かく細かく区切って考えるということ。




たとえば、 「野菜を切る」のであれば


「冷蔵庫の前に立つ」→「冷蔵庫を開ける」
→「野菜を取り出す」→「まな板まで持って行く」


のように細分化していきます。




(自分をロボットだとイメージして、
天の声で指示するように
声に出しながら行うとより効果的でした。)




以前の私はよく、夜に
「明日の朝は早起きして散歩に行こう」
と決意してから眠りについていました。



しかし実際は翌朝起きてみると身体が重くて
布団から起き上がることすら億劫。



「あー今日はもうダメだー!!(パニック)
過食して目を覚まして(感覚を麻痺させて)
それから考えよう」

と、よくこんな思考パターンに陥っていました。




そして実際に過食をしてほんの一瞬元気になっても
すぐに元の重だるい状態に戻ってしまうので、
結局その日はスマホをダラダラ見て終わる。
そしてまた明日からはやるぞ!と決意して眠る。




「動けない時は過食して、
辛い感覚を麻痺させる」
というのが
癖のようになってしまっていたんです。



そもそも、過食が習慣で運動も億劫な状態で
「朝早く起きて散歩に行く」なんて
ハードルが高すぎました。



そこで、朝起きたらまず
「布団をはぐ」「カーテンを開ける」
「ズボンを着替える」「右足、左足」
など



一つ一つの動作を細か~く意識して
(出来る時は声に出して)いったら
最終的に「朝散歩をする」を叶えることが出来たのです。



これを生活のすべてに応用しました。
以前はご飯の支度が億劫でワー!!となってお菓子を口に運んでしまっていたのが



「まずは冷蔵庫の扉の前に立つ」
「必要な食材をすべてテーブルに並べる」


 

など細分化するうちに、落ち着いて
ご飯の支度が出来るようになりました。



他にも効果的な発達障害/HSPの対処法がたくさんありました。



たとえば

〇メンタルを安定させるために糖質を控える
〇朝起きたらその日のスケジュールを書き出し優先順位をつける
〇他人との付き合い方

などなど参考になるものばかり。
気になる方は是非書籍を
お手に取ってみてください^^

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