自分の名前について考えてみた
阿部広太郎さんの
それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習
を読んで、すごく心が軽くなりました。
その中に、自分の名前紹介の章があって、そういや深く考えたことなかった
と思い、調べてみました。
今回は下の名前だけ。
名前について深く考えたことは無かった
私の名前は「菜摘」といいます。
小さい頃は、画数が多いこの漢字に悩まされました。
左利きの私は、右で書かされる習字が苦手だった、、。
なんで左利きなのに、わざわざ右で書かなきゃいけないのか!
と思ってました。
とにかく名前が一番苦労しました。
『菜』は上と下がめちゃくちゃ離れてばらける。
『摘』はそもそも書けない。難しい笑
小学生の頃って必ず、なんでこの名前になったかって発表させられて
親に聞いた時に
『菜の花を摘む子は優しい子なのよ』という
ザックリした回答だけもらいました。
なんで、菜の花摘むと優しいのか?
特にその時は深く考える事もなく、今に至ります。
とりあえず一文字ずつ調べてみた
『菜』→意味は、あおもの。やさい。とか
成り立ちは取るという意味の「采」に
くさかんむりを付けて、摘み取って食用にする野菜を表す。
菜の花の花言葉には、豊かさ、快活、競争、小さな幸せなど。
やっぱり野菜かぁ。
そういや、モスバーガーに菜摘バーガーってあるもんね!
頼むときに自分はなぜか照れる、店員さんに不信がられる笑
『摘』→意味は、つまむ。つみとる。えらびとる。あばく!(急に正義感)
成り立ちは5本の指のある手、と、
右の「啇」は中心に寄せ集める。これを組み合わせて
5本の指先を集めて、果物の実などをつまみとるという意味。
どちらの漢字にも選んで摘み取るという意味があった
漢字の語源を調べて思ったことは、『菜摘』はかなりポジティブな漢字
ということ。
まさに私は今、自分のこれからの人生を自分で選び取って進んでいます。
菜の花の花言葉の競争は「競い合って成長しているように見える」
ことからつけられたようです。
自分の人生を選び取って、競争しながら成長する。
立ち止まった時や辛くなった時、この名前がいつも寄り添ってくれて、
小さな幸せを感じられる、自分にとって唯一無二の名前だと気付きました。
今、この時期に調べてよかった。
ずっと菜の花を摘むと優しいのままでなくて良かった。
名前の育て親は自分という言葉にとても前向きになれた。
阿部広太郎さんの素敵な本に出会えて、
自分の名前と改めて向き合えました。
恐ろしく自己満足な文章になってしまった。
最後まで読んでくださった方いらしたら、ありがとうございました。
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