【Museum②】 大倉集古館@虎ノ門ヒルズ
退職に伴う有給消化期間の楽しみとして、
都内の博物館・美術館を巡ってみることにしました。
気になっていた「ぐるっとパス2024」を購入したので、
その対象館が中心となります。
第2回:大倉集古館
ホテルオークラ(The Okura Tokyo)に隣接する、
ステキな東洋建築。
日本初の私設美術館なのだそうです。
私は虎ノ門ヒルズ駅から向かいましたが、
(新駅を使ってみたかったので)
虎ノ門駅、六本木一丁目駅なども利用可です。
虎ノ門・神谷町方面からだと、
上り坂がエグかったです。
特別展
現在 (6/25 ~ 8/12) は、特別展
「大成建設コレクション
もうひとりのル・コルビュジエ~絵画をめぐって」
が開催されています。
ぐるっとパス適用で、
1,500円→無料になりました。
ル・コルビュジエは建築家として有名ですが、
絵画も多く描いていたそうで、
画家としてのル・コルビュジエを紹介した展示となっています。
※特別展は撮影禁止だったので写真はありません。
時代ごとに作風の振れ幅が大きく、
変化を味わうことができます。
『直角の詩』あたりの作品が好みでした。
キャプションには、キュビスムからの影響だとか、
フォービスム的な色づかいとか、
画風の変化について説明されています。
ここは予習が役に立ったかなと。
また、人体の基準寸法を定めた
「モデュロール」も興味深い考え方でした。
モデュロールをテーマにした絵画からは、
建築とのつながりを感じさせます。
常設展示
大倉集古館には
日本・東洋の美術品が多数収蔵されているそうですが、
常設での展示は少なめです。
地下に展示された仏像たちはなかなかステキでした。
以下に写真を載せた展示は
展示室の外にあるため、
特別展に入場しなくても無料で楽しめます。
お近くを通ったときはぜひ。
入口の鎌倉~南北朝時代の金剛力士像は、
腕の血管までリアルに表現されています。
お触りは禁止ですが、
ニオイがかげるくらいの距離感で鑑賞できます。
大倉氏とのフォトスポット。
マクドナルドを思い出しました。
建築
展示室内の階段。
(特別展への入場が必要)
1~2階は東洋風の装飾が目を引く一方、
あとから増設された地下への階段は現代的です。
この混在がいいですね。
写真は撮れませんでしたが、
展示室内のエレベーターも
扉の重厚感と場違い感が魅力的。
右裏手にあった、石垣に開いた排水口。
こういう生活感・実用性を
感じられる箇所が好きです。
その他写真
江戸見坂の下に溜まってた、
大量のレンタサイクル。
目の前は急坂です。
道中で見つけた、
堅固なイスと、割れたグラス。
アート作品… ではなく、偶然の産物です。
おわりに
大倉集古館をあとにして、
近くにある泉屋博古館東京に向かいました。
こちらも「ぐるっとパス2024」の対象館になっているので、
セットで観覧するとよきです。
私の感想は、次週投稿予定。
また、帰宅後に気づきましたが、
大倉集古館からは目と鼻の先にある
菊池寛実記念 智美術館 も対象館でした。
せっかくだから入館しておけばよかったー。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。