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Weekly 特許検索・特許分析

特許調査・特許分析スキルアップのためのお役立ち情報を毎月2-3回程度お届けいたします。注目テクノロジーや身近な製品・サービスを取り上げて、主に日本特許庁の無料データベースJ-Pl…
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記事一覧

ニュースに関連する特許を生成AIとJ-PlatPatを使って調べてみる-ボーイング、航空ナビ部門9100億円で売却検討を例に-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 「Weekly特許検索・特許分析」の動画解説シリーズ第4弾として、ボーイング、航空ナビ部門9100億円で売却検討というニュースを例に生成AIとJ-PlatPatを使った特許検索を取り上げました。 今回の動画で利用した生成AIは、

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藤本昇先生代理案件の知財ミックス分析-藤本昇先生喜寿記念論文集より-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 今回は弁理士法人 藤本パートナーズ会長の藤本昇先生の喜寿記念として発行された『最近の知的財産における諸課題 藤本昇先生喜寿記念論文集-企業知財関係者・学者・弁護士・弁理士・特許情報分析者の総集-』へ、私が寄稿させていただいた藤本昇先生代理案件の知財ミックス分析を紹介させていただきます。 知財ミックス分析の例として、また特定特許事務所・弁理士の方に焦点をあてた分析の例として参考にしていただ

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MS Word・MS Excelおよび無料ツールを用いたテキスト分析の進め方

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本記事は技術情報協会「自然言語処理の導入と活用事例ー情報検索、情報抽出、文書分類、テキスト要約ー」(2024年10月)に寄稿した論考です。 はじめに本節では自然言語処理を行うにあたって、誰でも利用可能なMS Word・MS Excelおよびオンライン上の無料ツールであるユーザーローカルのAIテキストマイニングを用いたテキスト分析の進め方について解説する。なおKH Coder1-2)につい

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グローバル特許分析を行う際に中国特許・実用新案を含めるか?

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 皆様もご存じの通り、中国の特許・実用新案の件数は圧倒的に多く、2022年の特許出願は1,619,268件(全世界の出願の46.8%!)、実用新案は2,950,653件(全世界の出願の98%!)にも達します。 クライアントからグローバルな技術動向分析などのご依頼をいただくことが多いのですが、分析母集団を作成するとだいたい半数以上が中国籍の出願で占められてしまいます。 そこでタイトルにもあ

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特許情報分析を行う上での仮説思考について②-仮説思考に必要なもの-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 先日からスタートした「特許情報分析を行う上での仮説思考について」シリーズ2回目です(第1回目は無料)。 前回も書きましたが、特許情報分析に限らず、何らかの分析を行う際に 仮説をもって情報収集・分析をしよう 情報収集・分析を行う際は仮説思考で と聞いたことがあるかと思います。今回は、仮説思考に必要なものというテーマで解説していきます。 実はタイトルに「特許情報分析を行う上での仮説思考

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漠然としたテーマを対象とした特許分析母集団作成の考え方 その1

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 今日のテーマは「漠然としたテーマを対象とした特許分析母集団作成の考え方」です。 たまにありませんか?捉えどころのない分析テーマの依頼を受けること。 今回と次回の2回にわたって「漠然としたテーマを対象とした特許分析母集団作成の考え方」を解説していきます。 1 漠然としたテーマそもそも漠然としたテーマというキーワードの認識自体に違いがあるといけないので、最初に私の「漠然としたテーマ」の考

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特許情報を用いた企業買収の効果・影響を分析してみる-動画解説-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 「Weekly特許検索・特許分析」の動画解説シリーズ第3弾として、キリンのファンケル買収を例に特許情報を用いた企業買収の効果・影響を分析する方法を取り上げました。 いつも通り、有料ツールは使わずにMS Excelを用いて各種特許分析・パテントマップ作成を行っています(ただし特許リストの取得はパナソニックのPatentSQUAREを利用しています)。 今回の動画では、主に キリンから見

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特許検索・特許分析において課題・目的を調べる際のコツ

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 今日のテーマは「特許検索・特許分析において課題・目的を調べる際のコツ」です。 SDGs(持続可能な開発目標)のような社会課題もありますが、今回焦点を当てるのは低コスト化、小型化、耐熱性といったような技術的な課題になります。 1 キーワード範囲ごとの課題・目的キーワードのヒット件数の違いまず最初にキーワード範囲ごとの課題・目的キーワードのヒット件数の違いについて確認しておきます。 たと

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コストの観点から考える知財情報の収集・分析のあり方

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本記事は技術情報協会「適正な知財コストの考え方と権利化、維持、放棄の決め方」(2024年5月)に寄稿した論考です。 本記事を通じて、後発参入時の特許情報や技術情報の収集・分析方法について習得していただければ幸いです。 はじめに知財情報収集・分析に限らず、コストパフォーマンス(コスパ)を追求することはビジネスを行う上で重要である。最近はコスパだけではなく“タイパ(タイムパフォーマンス)”

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特許検索式のNOT演算は注意する-NOT演算を使う際の留意点-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 特許検索式を作成する際の演算子としては、 AND OR NOT の3つがありますが、私はNOT演算子はあまり使いません。というのは、NOT演算を用いると、欲しい特許まで除外されてしまう可能性があるからです。 そこで今回はNOT演算をどのように使えば良いのか?というテーマで解説していきます。 NOT演算の確認まずは演算子について確認しておきます。 AとBという2つの概念(キーワ

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特許情報分析に基づく戦略立案と後発参入での勝機の見出し方

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本記事は技術情報協会「後発で“勝つ”ための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方」(2024年3月)に寄稿した論考です。 本記事を通じて、後発参入時の特許情報や技術情報の収集・分析方法について習得していただければ幸いです。 はじめに本節ではある製品・サービス市場へ後発で参入する際に,どのように考えて分析を行い,戦略を立案するべきかに ついて,主に知的財産面に注目して紹介する。様々な

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ニュースに関連する特許をJ-PlatPatでサクっと探す-核融合発電の米新興企業「ブルー・レーザー・フュージョン」を例に-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 タイトルにある「ニュースに関連する特許をJ-PlatPatでサクっと探す」については以前イーパテントYoutubeチャンネルでも配信したことがあるのですが、 今回はこちらのnoteの方で、別のニュースを取り上げて記事として開設したいと思います。 今回取り上げるのは以下のニュースです。 レーザーを用いた核融合発電というのがあるんですね。。。初めて知りました。 なんと青色発光ダイオード

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MS Excelで効率的にパテントマップを作成する方法-動画解説-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 「Weekly特許検索・特許分析」の動画解説シリーズ第2弾として、MS Excelで効率的にパテントマップを作成する方法を取り上げました。 ご存じの方も多いかと思いますが、イーパテントでは有料の分析ツールは使わずに、MS Excelを用いて各種特許分析・パテントマップ作成を行っています。 Excelを使ってパテントマップするにはピボットテーブルを利用しますが、ピボットテーブルの使い方

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MS ExcelとMS Wordを用いて特許の発明者分析を行う-動画解説-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 皆さま、発明者分析ってされますか? 特許公報には発明者が掲載されていますので、発明者を分析することで 何人ぐらいの人的資源を研究開発に投じているのか? どの分野へ発明者を集中させているのか? キーパーソンは誰か? など様々な情報が分かります。 私は有料の分析ツールは利用していないので、発明者分析を行う際はMS ExcelとMS Wordを使っています。 今回はMS Excel

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