見出し画像

冬のびわ湖でスローシャッター遊び 歩いて奥の洲へ行ってきました

 前回の続きです。

 びわ湖の200m沖に浮かんでいて、普段は人の渡れない奥の洲。
 それが今回のびわ湖の水位低下によって、歩いて渡れる状態になっているわけですが、実はこの砂の道は今回初めて姿を現したわけではありません。過去にも渇水のたびに出現しています。
 前回は平成14年10月に-99㎝の記録を出した渇水の時に出現して話題となりました。でも、そのとき私はなぜか渡っていないんですよね。(^^;)

湖岸から見ると200mは案外近い。夕方になっても大勢の方が歩いてますね。
日没の瞬間。ここから見る夕日はまた格別。竹生島もすぐ目の前です。
今日は風がなくて砂州に打ち寄せる波もほとんどありません。
道のりの途中で湖岸を振り返るとこんな感じ。遠くに雪をかぶった伊吹山が見えます。
さあ到着しました。奥の州は昔ここに神社があったことを示す石碑が建つただの森です。w

 で、私は奥の洲へ何をしに来たのか?一度渡ってみたかったという興味もありますが、目的は奥の洲の湖畔の森をスローシャッター撮影するため。
 果たしてここにはどんな景色が広がっているのでしょうか?(^^)

はい、これ以上先はありません。この木が奥の洲の最西端の撮影スポットでした。

 今年は渇水の影響でいつもの湖岸の森の撮影ポイントがいくつかボツになっているので、ぜひ奥の州で撮ってみたかったんですよね。
 まあ、こうして渇水のおかげで奥の洲へ渡ってスローシャッター撮影ができたわけですから、渇水もまたよしとしましょう。(^^)

 捨てる神あれば拾う神あり。
 渇水しているびわ湖もまたびわ湖。
 ありのままの姿ですもん。


 基本データ

 奥の州へ行く人が多くなって、いろんな問題も出ているようです。
 もし、この記事を読んで出かけられる方がおられましたら、環境保全に十分にご配慮下さい。m(_ _)m

 「奥の洲」とその周辺の湖岸は野鳥のすみかになっているほか、滋賀県が条例で保全に努めるよう求めている「保護地区」に指定されたヨシの群落がありますが、一部のヨシが訪れた人によって踏み倒されたということです。
 県の条例ではヨシの群落などへの人の立ち入りは禁止されていませんが、県は先週、現地を確認し、「ヨシの状況を注視する必要がある」として、今後、およそ1か月ごとに職員を派遣して影響が広がっていないか確認することを決めました。
 滋賀県 琵琶湖保全再生課の河村勇輝さんは、「ヨシは魚の産卵場所や野鳥のすみかなどとして生態系の一部を担っている。当面は現地確認を通じて状況を把握し、個々の事案に応じて対応を検討していきたい」と話しています。
 びわ湖の水位が下がりびわ湖岸から「奥の洲」まで陸続きになっていることについて長浜市は、旧ツイッターのXで、「『奥の洲』と手前の湖岸は貴重な動植物が多く生息し、野鳥が羽を休める場所となっています。珍しい光景ですが、遠くから見守るか、立ち入る際は十分にご配慮いただきますようお願いします」と投稿しています。

滋賀 NEWS WEBより

いいなと思ったら応援しよう!

annon
サポートしていただけるとうれしいです。いただいたサポートはよりよい記事を書くために使わせていただきます!