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湖畔の森 2023 若葉の候 Ver.2 この森の木について調べてみた

 毎年通って私がスローシャッターであそんでいる湖畔の森。
 この森では倒れた木も、折れて湿地に転がった枝も、びわ湖の水につかった木も、春になるとこのように新芽を出し、根を張って生き延びています。

 ものすごく生命力の強いこの木は一体何者なのか?ずっと気になっていましたので、あるとき思い立ってかなり本気になって調べたことがあります。
 で、なかなか有力な手がかりがない中、やっと見つけた古い研究論文に「琵琶湖岸にはヤナギの木が多い」という記述を探し当てました。

 「え?ヤナギの木?しだれてないし、葉の形も違うで。そもそもがあんな大木、あれはどう考えてもヤナギと違うやろ?」と思って、深掘りして更に調べていましたら、Wiki先生のヤナギの項目に以下のように書いてあるのを発見しました。

 日本では、ヤナギといえば、街路樹公園樹シダレヤナギが代表的であるが、生け花では幹がくねったウンリュウヤナギや冬芽から顔を出す花穂が銀白色の毛で目立つネコヤナギがよく知られている。柳の葉といえば一般的にシダレヤナギの細長いものが連想されるが、円形ないし卵円形の葉を持つ種もある。マルバヤナギ(アカメヤナギ)がその代表で、野生で普通に里山にあり、都市部の公園にも紛れ込んでいる。

 実際には、一般の人々が考えるよりヤナギの種類は多く、しかも身近に分布しているものである。やや自然の残った河原であれば、必ず何等かのヤナギが生育し、山地や高原にも生育する種がある。それらはネコヤナギやシダレヤナギとは一見とても異なった姿をしており、結構な大木になるものもある。

 ヤナギは水分の多い土壌を好み、よく川岸や湿地などに生えている。自然状態の河川敷では、河畔林として大規模に生育していることがある。これは出水時に上流の河川敷から流木化したものが下流で堆積し、自然の茎伏せの状態で一斉に生育するためである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 なるほど。ものすごくよくわかりました。湖畔の森のこの木々はまちがいなくヤナギですね。(^^)

   では本日も画像クリックで大きくしてご覧くださいませ。m(_ _)m

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