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きゅうりのキューちゃん漬け 考え方を抜本的に変えてみた

 少し前に今年もきゅうりのキューちゃん漬けを作ってみたという記事をUPしました。

 で、いろいろ考えたんです。なぜ、これだけがんばってるのに自分の満足できるきゅうりのキューちゃん漬けができないのか?
 これまでの私のレシピはネット上でかき集めたレシピを元に改造したものです。ひょっとすると、私も含めて世のきゅうりのキューちゃんフリークのみなさんは根本的なところで何か大間違いをしているんじゃないかと思うんですよね。(^^;)

 というわけで、今回はネット上に出回っているいろんなレシピに共通する作り方を検証つつ、自分なりに「きゅうりのキューちゃん」をしっかり分析して、できたら全く違う方法を考案してみたいと考えています。



 さて、本家東海漬物さんのきゅうりのキューちゃんの売りはパッケージにでかでかと印刷してあります。

「醤油の旨さとパリッと食感!」

つまり、我々が追求しなければならないのはこれなんです。

1.パリッと食感を出すために

 まず、我々はパリポリした食感を、塩もみとつけ汁に漬け込むことで出そうとしてきました。
 そう、浸透圧の利用です。でも、この方法だけでは限界があるんですよね。どうやっても本家のものに比べてパリッと感がたりないのです。きゅうりの皮のしなび具合を見ても水分の抜け方の違いが一目瞭然。
 たぶんですが、本家のものは本漬けの前に一旦塩漬けにしておられるに違いありません。
 ただ、さすがに桶にきゅうりを塩漬けするほどの本数は我家の家庭菜園では一度には生りませんから、冷蔵保管してある程度数を確保せねばなりませんね。

2.醤油の旨さは味と香り

 次の課題は醤油です。キューちゃんサイトによれば

「厳選した4種類の本醸造醤油をブレンドし、醤油の香り、ふくらみ、後ひくうま味を追求した胡瓜の醤油漬けです。」

東海漬物さんのHPより抜粋

とありますから、企業としてはすごく力を入れておられるポイントです。到底我々一般人が真似できるレベルではありません。
 でもね、我が家の醤油だって地元の蔵元が作っている本醸造醤油ですから、味も香りも昔ながらで大変しっかりしています。これはブレンドせずともかなりいいところまで行けるんじゃないでしょうか?
 ところで、今まで我々がやって来たレシピでは醤油やみりん、酢などを鍋に入れて一旦煮沸してつけ汁を作っています。これがそもそもの間違いなんじゃないかと思うんです。
 だって、醤油って加熱すると生醤油のときの香りが飛びませんか?もちろん風味も変わりますよねー。じゃあ、煮立てなきゃいいじゃん。

3.つけ汁の材料を検証する

 ついでにつけ汁の材料についても再考してみました。東海漬物さんのHPにはきゅうりのキューちゃんの原材料は次のように記載されています。

きゅうり(中国、ラオス)、しょうが、しその実、ごま、漬け原材料〔しょうゆ、還元水あめ、魚介エキス、醸造酢、たんぱく加水分解物、香辛料、食塩〕/調味料(アミノ酸等)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、着色料(クチナシ、紅麹)、(一部に小麦・ごま・大豆を含む)

東海漬物さんのHPより抜粋

 うん。醤油はまあいいとして、水あめか。これはスーパーで手に入るな。魚介エキスは鰹節で行けるでしょ。酢は常備している米酢がある。たんぱく加水分解物?これはうずまきさんによると、発がん性の心配のあるヤバそうなヤツだし、そもそも一般には手に入らない。香辛料はたぶん唐辛子系だな。あとは塩か…。

 あれ?調理酒とみりんがどこにも書いてないぞ。なんで我々はそんなもん入れてたんだ?(^^;)
 やっぱりこういうことは人まねじゃなくて、一から自分で考えないといけませんな。(^^;)

本日の結論

「そうか!きゅうりのキューちゃんって、実はたまり漬けだったんだ」


今さら気づいたwww

 

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