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スパイラルボーラーで竪穴掘り 畑の排水性をよくしてみた

 我家の畑の最大の欠点は、何と言っても水はけの悪さです。
 高畝を立ててどうにか作物を作っていますけど、まとまった雨が降るとこんな具合に畝間に水がたまります。

大雨で畝間にたまった水。これが完全に抜けるには、どんなに早くても2日くらいはかかります。
これだけ水はけが悪いと、いろんな有機物を畑に入れてもフカフカの土にはならず、
こんな感じの土になってしまって、土質改善がなかなか進みません。

 というわけで、今回は抜本的な解決を図るべく、畑に竪穴を掘って排水性をよくしようとしてみたお話です。

 ちなみに畑の水はけを悪くしている犯人は普段耕作をしている畑の地下にいつの間にかできる耕盤層。トラクターやコンバインなどの重みで土中にできるこの堅密で排水性の悪い層が、しみ込もうとする水をせき止めるので畑の水はけが悪くなるんです。
 ならば、この耕盤層に穴をあけて水を流せばいいんじゃね?イメージとしてはこの図のような感じですね。

JAあつぎさんのHPより拝借

 というわけで、今回投入した新兵器はこちら。これで耕盤層に穴をあけて排水性を高めてみます。

東亜インターシステム SB-125-R 取替式スパイラルボーラー。500㎜のアタッチメントも購入。(^^)
地面にドリルをあてがって人力でクルクル回します。乾燥した土はドリルが入りにくいです。
少し水を撒いてみました。4~5回まわしたら引き抜いて土を落とし、また突っ込んでの繰り返し。
順調です。ここは80㎝も掘ったらもう大丈夫かな?上がってくる土の質が変わってきました。
穴が崩れてつぶれないように、最後の仕上げに排水性のいいもみ殻を詰めて一丁上がり。(^^)

 使ってみての感想としては、この穴掘りの道具はよく考えられたスグレモノだということです。地面にまっすぐに深い穴が掘れます。労力も思ったほどではありません。
 エンジンオーガー(穴掘り機)も売っていますが、うちの畑ならこれで充分。大は小を兼ねるで買ってみたけど125mmはちょっと太すぎたかな。(^^)

 これから畑のあちこちに10か所以上縦穴を掘る計画です。この暑さの中ですのでボチボチとですけどがんばりましょう。

さあ、細工は流々仕上げを御覧じろ。www


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