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超高畝栽培で春ジャガの植え付けをしました

 昨日はいよいよ春ジャガの植え付けをしました。

 よく考えたらジャガイモって、育てるのすごく簡単ですよね。とりあえず土にイモを埋めときゃできちゃうんですもん。だからこそ、そこに一工夫加えて「どうすればたくさん大きいジャガイモが収穫できるか」を考えるのも、また楽しいものです。(^^)

 というわけで、今年の我家の植え方は「超高畝栽培」。マルチ掛けなしで普通の深さに植えて、芽が出たらその芽が完全に埋まるように土寄せをするあまり知られていない栽培方法です。
 私は昨年こちらの動画で知りました。みなさんもぜひ!

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 昨春、マルチを使った「マルチ栽培」や「超浅植え栽培」などなど、いろんな植え方を検証した結果、この超高畝栽培が一株当たりにつくイモの個数が一番多くて、しかも大きなイモが穫れることがわかりました。
 で、確認のために秋ジャガで再度挑戦してみたら、やっぱりすごく成績が良かったんですよね。(^^)

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 基本的なジャガイモ栽培の手順は

1.畑に畝を立てる
2.種イモを植えて置き肥をする
3.芽かきと土寄せ、追肥をする
4.葉が枯れだしたら収穫する

 となりますが、超高畝栽培では芽かきの後で思いっきり土寄せをしますので、私は最初は低い平畝、または畝を立てずに30cm間隔で5~10cmほどの深さに種イモを植えています。また、条間は土寄せのときに土をたくさんすくいますのでやや広めの80㎝にしてあります。

今回はよく耕した後に整地しただけで、畝を立てずに種芋を植えてみました。
種芋の間に施す置き肥は倉庫にばあちゃんが長年放置していた古い有機肥料。

 ま、堆肥がたっぷり仕込んでありますから、置き肥はたぶん施さなくても大丈夫なんだけど、長年放置してあった古い有機肥料がもったいないのでほんの少しだけ使います。

芽が伸びてすごいことになってるちっこいのも植えました。こんなのもちゃんと育つんです。www

 今回は種イモがどれも小ぶりですので、丸ごと植えつけます。ピンポン球くらいの大きさの「これはちょっとと小ぶりすぎるかな?」というのも実験的に植えてみました。種イモに蓄えられているでんぷんは発芽のために使われるのであって、発芽後の生育には全く関係ない気がするのですが、やっぱり収量は少なくなるのでしょうか?どうなるかすごく楽しみです。

 ちなみに春ジャガの植え付けでは、大きな種イモは切って植えるのがセオリーですが、私は種イモはできるなら切らない方がいいように思います。切るとどうしても腐りやすいですし、まるごと植えた方が収穫時の成績がいいという検証結果もありますので。
 ま、少なくとも北海道の大規模なジャガイモ農家さんは、切って植えるなんて手間なことは一切しておられないでしょうしね。(^^)

さあ、これで気になっていた春ジャガの植え付け作業は何とか終了です。

 今回植え付けたジャガイモの種類は、
  ・北海こがね
  ・キタアカリ
  ・男爵
  ・ニシユタカ
  ・キタカムイ
 以上5種類。総数は約60株となりました。

ジャガイモの芽は霜に弱いので、今年は遅霜が降らないとうれしいなあ。


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