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エンドウの定植 秘密兵器は不織布

 百均の種を蒔いたスナップエンドウと絹さやが大きくなりましたので、先日畑に定植しました。

種まきから数日後。発芽率が高いおかげで、ものすごく順調に芽が出まして、
そこからの成長も著しくて、あっという間にこんな状態です。

 そもそもエンドウは15㎝ほどの大きさで冬越しさせないと霜などにやられる危険があります。ですから、以前はこの状態で冬越しさせて春先に定植したり、畑でトンネルをかぶせたりしていました。
 もっと寒い地方のように、3月になってから種まきをしてもいいのですが、それだとどうしても収穫が遅れるんですよね。

 なかなかうまくいかないので、昨年からちょっと発想を変えてみましたら、これが効果抜群でしたので今年もその方法でやってみます。(^^)

あらかじめ堆肥を入れておいた畑の状態はいい感じ。これを寄せて軽く畝立てします。
トンネル?いいえ、先ず支柱を組んでネットを張ってしまいます。そこに苗を植え付けたら、
支柱をぐるりと丸ごと不織布で覆います。これで冬越し用のトンネルは必要ありません。
こんなに薄くて風で破れないの?見かけによらず不織布は強いのです。充分に春まで持つんです。
こんなに薄くて雪や雨は大丈夫?はい、平気です。急斜面ですので雪はほぼ滑り落ちます。

 不織布は一石二鳥?三鳥?いや、もっとかも。

  1.  わざわざ冬越し用のトンネルを作らなくて済む。

  2.  春に支柱を組んで絡んだ蔓を這わさなくていい。

  3.  これで霜はもちろん防げる。

  4.  多少の雪は滑り落ちるから大丈夫。

  5.  日光はちゃんと通す。

  6.  通気性があって、そのくせ風よけにもなる。

  7.  保温効果はかなり高い。

  8.  春先にアブラムシがやって来ない。

  9.  収穫が早い。(去年は2月に花が咲いて、3月から収穫開始。)


 あんなに薄いのに不織布ってスゴイ。(^^)
 でもさ、何年か前の大雪みたいに80㎝も積もったら?
 いや、そうなったら何をやってもアカンでしょ?www


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