短歌:『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』を観て
受け取った手紙はしまっておいていい
いつかの先で待っているから
子どもたちと、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』を観てきました(以下ネタバレなし) 。
ドラえもんの映画を観るのは、
大人になってからは初めて。
正直あまり期待していなかったのですが(大変失礼)、
予想以上にメッセージ性が強く、良い作品でした。
昨今の世界情勢も踏まえているよう。
大人はそのメッセージが分かるけれど、
子どもには分からないかもしれない、
と少し心配になりました。
でも、そのメッセージは、
今 分からなくても良いわけで。
何年後か、
または大人になった後か、
いつか分かれば良いのだと思い直しました。
映画だけでなく、本や音楽だって、
出会ったその時には分からないけれど、
また読み返した時に気づくこともたくさんある。
子育てだってきっと同じ。そんなことを考えさせてくれた映画でした。
🌿🌿🌿🌿
余談ですが、音楽自体にもメッセージが込められています。
作曲は服部隆之さんなのですね。
大河ドラマ「真田丸」、
Eテレ「にほんごであそぼ」に登場する「恋そめし」や「あいだのじいさんのうた」など、
私は服部隆之さんの曲に惹かれるようです。
ドラえもん映画には、2018年から関わっておられるとのこと(公式サイトより)。
服部さんの音楽目当てでドラえもん映画を観たくなりました。