桜回線
まえがき
此方と同一の世界線となりますわ。
良ければご覧になってくださいまし……。
本文
「みんな、とってもきれいね~。桜回線、今年も異常なしね~」
「桜回線?桜前線じゃなくて?」
謎の話を始めた少女は花。
彼女の話に冷静なツッコミを入れた少女は雪である。
「雪さんったら、相変わらず現実主義ってやつなの~?」
「花さんの相変わらずのふわふわ系。理解できそうにないわね」
「つれないわね~」
花によると、桜回線はあの世からのメッセージだという。
春の時期に満開を迎えるのは、あの世から来た魂の叫びなのだという。
「花…特に桜は魂がこもるのよ~」
「魂、ね……」
「聞こえるかしら?あの世からのメッセージ。いろいろな感情がこもっているのよ。この世を想う気持ち、この世への怨嗟……」
「はぁ……」
意味が解らない。
一瞬、花弁が火のように見えた。
あとがき
作品紹介ありがとうございました!
さて、冒頭の台詞は果たして魅力的と言えるのかしら……。
参考記事
此方の楽曲の要素を含んでおりますわ。
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