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【英語でマンガ制作】よく出てくる用語6(カメラワーク)

こんにちは、安良です。
今日はマンガ用語の英訳で、カメラワークに関する用語をまとめました。英語母語話者    ネイティブ    との共同作業でよく出て来た言葉が中心です。
駆け出し漫画家の覚え書きですが、お楽しみいただけたら幸いです。

それでは、さっそく始めてみましょう!


🎥✨🎬

【カメラワークに関して、いろいろなショット】


🔹 Extreme Long Shot 🔹

風景メインで、人の姿は小さい。
シーンの導入によく使われます。


🔹 Long Shot 🔹

人物の置かれた状況が分かりやすい。
場面設定に最適。


🔹 Full Shot (complete view) 🔹

頭~足まで、人の姿が画面に収まっている。
アクションがよく伝わります。


🔹 American Shot (3/4 shot) 🔹

頭~太腿(腰の武器)を見せる。
人物の情報を伝えやすいです。


🔹 Medium Shot (portrait) 🔹

人物の頭~腰(バストアップも含む)
上半身の動きに焦点を当てます。


🔹 Close-Up 🔹

顔のアップ(頭頂~肩口あたり)
表情を詳しく描くことができます。


🔹 Italian Shot (extreme close-up) 🔹

目鼻のアップ(口だけ等も含む)
瞳に映った物を描くなど、特別な演出ができます。


🎬🎬🎬

マンガ用語として紹介しましたが、元々は撮影に使われる言葉だそうです。
私は特に、アメリカンショットが興味深い表現だと思いました。ネイティブに質問したところ、「腰に下げた銃~頭までを映し出す西部劇が発祥」とのことで納得です。
イタリアンショットも不思議だったのですが、これは西部劇がヨーロッパで作られていた頃、景色を撮らないで済むようにした名残りだとか。イタリアの監督が多用したことから、この名称になったようです。おもしろい 👀✨

今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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