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日記・51:コバルトブルー

快晴、今日から二日間休みである。
数日間子供の病気が重なり、精神的な疲労も多少あったが、二人共とりあえずはひと山越えた様子である。
久しぶりに落ち着いた時間が過ごせている。
今の時期の子供が一番病気に罹りやすいらしいけど、それは育児の中で避けては通れないことだろう。

午前中瞬と若菜を保育園に送り、お墓のお水を変えに行き、それから歯医者へ。帰り道、海沿いの道路を走りながら、光り輝く海が目に入る。
太陽を反射し小判を散りばめたように眩い黄金色が踊っている。
地元の冬を数年ぶりに過ごしているが、あらゆる自然が一体となり、調和し、芸術作品のように煌びやかで、この海の美しさは他に比類がないように思えた。
 

仕事で家を留守にする時、両親の世話になる事がよくある。
おれはただ働きさえすればよいなんて思わない。
出来る限り事は自分で行い、子供達に安心してもらいたい。
子供の立場に立ち、理解し会話をしよう。
心のやりとりを忘れてはいけないと思う。

先は果てしなく長い。
出口が微かに見えるトンネルのようだ。
立ち止まり、休憩し、また歩き出す。
不安な時は深呼吸して冷静になろう。
もうダメだ!と思ったら、子供の寝顔を思い出そう。
倒れそうになったら、一歩足を踏み出そう!支える足があるのなら、また歩ける。挫けそうな時、足元に転がる石ころを見るのではなく、頭上に、無限に広がる空を見上げよう。

どこまでも続く、このコバルトブルーの、果てしない大空を。

  


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ぞうさん。
私の記事に立ち止まって下さり、ありがとうございます。素晴らしいご縁に感謝です。