プラエネステのフィーブラ(初期ラテン語資料解説) アニマより
(※この投稿は私の全面監修による古代言語Vtuberアニマ(@anima_divina)の特別執筆記事で、FANBOXの同一内容のコラムをnote版にしたものです)。
初期ラテン語資料
プラエネステのフィーブラ(Fībula Praenestīna)って聞いたことあるかな?
トップの写真がそれなんだけど、初期ラテン語の文章が刻まれた前7世紀頃の黄金のフィーブラ(装飾品を兼ねた衣服の留め具、長さ約11cm)で、1870年代にイタリアのパレストリーナ市(古代名プラエネステ)で見つかったっていわれてるものなの
最古のラテン語の資料のひとつで美術品としても一級の作品だよ
今回はこの碑文を解説していくね
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