「ベージュ脂肪で痩せる」季節の到来
真冬でも、半そでTシャツで闊歩する外国人の多さ。実は彼らは「褐色脂肪やベージュ脂肪」が多く、また筋肉(発熱大)も多いため寒くないのです。
人間の体には"白色脂肪"と"褐色脂肪"があります。
脂肪の大半を占める皮下脂肪や内臓脂肪などの"白色脂肪"は、余分な糖質や脂質を脂肪としてため込むのが役目で、体の防衛反応ですが、過ぎると肥満(メタボ)の原因になります。
"褐色脂肪"とは、背中側の肩甲骨や、胸上部の鎖骨周辺、心臓や腎臓の周辺、わきの下などに局地的に存在する脂肪です。役目は脂肪を分解してエネルギー(熱)を発生させること。
褐色脂肪はたった40gほどしかないにもかかわらず、活性化すると全身の白色脂肪を燃焼させることができます。
成人の褐色脂肪は40代以降は急激に減少し、逆に体格指数(BMI)は急上昇し、肥満が進みます。
褐色脂肪を活性化させると、"白色脂肪"の一部を「ベージュ脂肪」に変化させてくれます。「ベージュ脂肪」は、褐色脂肪と同様の働きがあり、脂肪を分解してエネルギー(熱)を発生させます。
減る一方の褐色脂肪の代わりに、ベージュ脂肪を増やせれば、発熱(減量)効果が激増です。
何もしなくても減量(ダイエット)できる褐色脂肪を活性化する方法は、主に「寒冷刺激」。
①部屋の暖房を切り、少し寒い状況で過ごす。 寒冷刺激。
②水泳をする(可能なら19℃以下)。 寒冷刺激。
③手のひらを冷やす。 寒冷刺激。
④首にアイスベルトを2時間。 寒冷刺激。
⑤有酸素運動で遅筋を鍛える。
さらに、最近判明したことですが、青魚のEPAやDHAを含む魚油の摂取が、脂肪燃焼細胞である「ベージュ脂肪細胞(褐色脂肪細胞の仲間)」を大きく活性化させ、体脂肪の減少(痩せる)や体温上昇をもたらす事が判明。
「寒さの刺激や運動」で、脂肪を燃焼させるホルモンが増加
①筋肉から"アイリシン"が分泌され、脂肪を燃焼させる
②褐色脂肪から"FGF21"が分泌され、脂肪を燃焼させる
その過程で、白色脂肪がベージュ脂肪に変化することもわかっています。
また、運動による筋肉増加で、基礎代謝が増えてカロリーの消費量が上がります。
ただし、筋肉はつけすぎると、血液ドロドロの酸性体質(ガンや病気が大喜び)になるので要注意ですね。
-----------------------------------------------------------
「有料マガジン」価格1,800円
メタボ脱出(肥満や糖尿病など)には「楽な健康・長寿・美肌ダイエット」
には、10本の有料記事(合計6,000円)が入っています。
この有料マガジンの価格は 1,800円 なのでチョーお得ですね。
-----------------------------------------------------------