ははうえさま
動きの止まった脳内に流れ出す思いもよらぬ意表をつく音楽
今回はアニメ、一休さんのテーマ曲だった なぜに
子供の頃、夕方再放送でやっていたのをクリーニング屋のゆうちゃんちで一緒に熱心に見ていたのも思い出した
ちなみに、好き好き好き好きすきっ好きっ愛してる の弾けてる方ではなく、母上様〜から始まるしっとりバラード調のエンディング曲の方だ
親元を離れてやんちゃに元気に過ごす小坊主一休さんが母親に会いたい恋しい気持ちを、寂しさ堪えて手紙にしたためた内容の歌詞
小学生のわたくしには相当強烈なインパクトだったらしく、いまだに歌詞も完璧に覚えていた
夕日がんがんに差し込む店内奥の和室で2人並んで見ていた ゆうちゃんはお客さんが来ると黙ったまま服の合間を縫ってお店の方へと出て行った
その光景と一休さんの手紙は妙にマッチしていた
夕日と洋服に静かに吸い込まれたゆうちゃんは別の世界に飲み込まれてしまい、テレビの前には二度と帰ってこないような心もとない錯覚を抱かせた
母上様〜で始まるあの曲のタイトルを先程検索してみたところ、「ははうえさま」というそのままの曲名だった
ナターシャ
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くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています
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かるえ&なたーしゃ