ドーパミンvs愚直なわたし
先日こちらの記事▼が、マイナビ×noteコンテスト「#想像していなかった未来」で賞をいただいた。
これまで生きてきて、自分の文章がこんなにふうにピックアップされたことはなく、そのため初めての経験をいろいろしている。
こんな経験がこの先あるかわからないので、結果発表後の2週間で起こったことや、いまの気持ちを残しておきたいと思います。
|ビュー数・スキ数の変化
結果発表は1/16(木)の11時でした。アクセス状況の変化はこんな感じ。
・発表前の1週間:1/9(木)~1/15(水)
・発表後の1週間:1/16(木)~1/22(水)
すごい。ありがとうございます。こんなにたくさんの方の目に触れたのかと思うと、畏れおおく、ちょっと怖い。
ちなみにほぼ毎日書いている直近1週間は▼
|スキされた時間帯=みなさんのアクティブな時間?
発表当日からの数日間、体感で恐縮ですが、「昼すぎ〜15時くらい」と「6?〜8時くらい」がたくさんスキをいただけていた気がしました。
「昼すぎ〜15時くらい」に関してはたまたまかなと思ってますが、「朝」はその他のnoteのリアクションを思い出してみてもその通り感があります。
みなさん朝早いのだなということが分かりました。私はめちゃくちゃ朝が苦手なので、心から尊敬。
また、木曜の発表後、週末にかけても定期的にリアクションをいただけていました。おそらく多くの方がお休みだと思うのですが、そんな中読んでくださってありがとうございました。
|ドーパミン怖い。
noteアプリを開けば必ずベルに赤いしるし。かつてないほどの通知に「わ〜!!うれし〜〜!!」とテンションが上がりまくるのがわかりました。
そして気づけばアプリを立ち上げて、通知を確認してしまう自分が。これがいいね依存症、ドーパミンの魔力か……と体感した次第。怖い。
歯磨きしてるとき、ご飯食べてるとき、仕事してるとき、夫としゃべってるとき、果ては運転中まで。「あ、スマホ見たい」って欲求が頭によぎる。脳が汁を求める。
Twitter創始者の方が「いいね機能を実装したことを後悔している」と発言したことがある、というのを何かで読みました。うーん、確かに。
「♡をポチ」は「いいものをありがとうございます!」をライトに送れる良い機能だなとは思いつつ、自分の脳が若さと美貌のために生娘の血をすする魔女的な仕様になりかけたのを思うと、もしかしたら「いいね」はなかった方が人類は幸せだったのかもな、なんて思ったり。
そのためにも、普段どおり書いて、普段どおりあんまり読まれない・スキされない現実をちゃんと摂取していきたいと思いました。
いや、これはちょっとネガティブすぎるか。でも現在地把握してるの、とても大事。
|愚直な人間だと改めて。
各種SNSで受賞しましたポストを下書きしておくとか、気の利いたコメントを考えておくとか、読みにきてくださった方にの目に留まるnoteを他にも書いておくとか……?
こういう準備をしていたら、もう少し広く読まれたり、自分の仕事につながったりしたのかもしれません。もしかすると。
でもそういう戦略的なこと(マーケティングと言ったらよいのかな、それさえも汗)が苦手すぎる。淡々と、愚直にやるばかりな人生を送ってきたなあと、自己理解が深まりました。
|でもこの愚直さで、「いいこと」に巡り合ってきたような。
何かを認められたり、勝ち取ったり、結ばれたり、選ばれたり。
結果や成果、ご縁などに繋がった経験を振り返ると、そういう「いいこと」に巡り会えたのは、結局ひたむきに、誠実に向き合ったときだった気がします。
巡り合う、というか、見つけていただいた、という感じかもしれない。「なんと、見ててくれたんですか!」という驚きと、「嬉しい!ありがとうございます!」という感謝。今回のコンテスト入賞も、そう。
こんなnoteを書いたこともある。
こういう流れで行き着いた場所は居心地が良い。
自分を偽らずに歩んできたことで、堂々としていられるから。清々しい。自信をもっていられる。なぜここにいるのか、どうやってきたのか、嘘をつく必要がない。
自分を好きなままでいられる。
私にはやっぱりココが、万事もっとも、大事なのだろうなあと再認識しました。
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書いていて思ったけど、「戦略」じゃなくて「工夫する」って考えると良さそうかもしれません。「読んでいただいて、何かを受け取ってもらえるように、少しでもいいから何かしらの工夫をしていく」という意識。
「戦略」と考えると途端にひるむし、どうも居心地の悪さや違和感がよぎります。でも「工夫」だったら、乗り気になれそう。「面白い」文章を書こう、というモチベーション。それなら、楽しい。
ということで今後も引き続き、芋くさくもマイペースに、清々しく書いていこうと思いました。
読んでくださったあなたさま、改めまして、本当にありがとうございました!