躁うつ日記#28 まだうまく眠れないけれど
昨日がメンタルクリニックの受診日だったことを思い出して戦慄しているわたくしです。
やば。次の予約までの睡眠薬がない。予約外でお薬をもらうにしても、最短で木曜だ。たった2日が遠い。
メンタルクリニックに通い始めて、おそらく2〜3年目になるけれども、予約をシンプルにド忘れしてすっぽかしたのは、今回が初めてだ。
それと同時に、もしかして私、少しずつ回復し始めてるのかな〜と思った。だって、今までの私だったらうっかりお薬を切らすなんてありえない。次の予約日を何回も確認して、そこに向けて何を話そうか入念に考えたり、何かがあって薬が足りなくなるのでは、と不安になり勝手に飲む量を節約しようとしたりしていたから。
あまり病気にフォーカスしなくなっている気がする。
なんでだ?エビオスか?エビオスが要因なのか?栄養が全てを解決するのか?
と、冗談めかして書いてみるくらいには、これ!という要因が思い浮かばない。
あるいは、カウンセリングの効果かもしれない。
このところは自分でも、八方塞がりの過去の苦しい体験を話すというより、前向きに現実的に悩んでいることが多いと思う。(もちろん、それは八方塞がりの過去を話せたからこそ出来るようになってきたことだ)
回復は徐々にやってくる。劇的ではなく、自分でも気づかないくらいのゆるやかなペースで。
「じゃあもう薬を飲まなくて平気だね!」となるかと言うとそうではない。いまだに睡眠薬がなければ夜は眠れないし、そわそわするときは抗不安薬をおまもりとして飲んでいる。
だから、今の私にとって睡眠薬がないのは普通にまずい。まずいけれども、「まあ他の残薬の傾眠作用で次の予約が取れる日までなんとか乗り切るかー」くらいの楽観性はもてている。
まだうまく眠れないけれど、今日の夜はきっと乗り越えられるはず。いつか戻ってきてね、私の自然な眠気。