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停滞期を改善するファスティング


ダイエットしても全く体重が落ちない原因

 激太りから2年、私は自分で言うのもあれだが真面目で意思の強い人間なので食べるものを変えたり、生活リズムを変えたり、コンスタントに運動して、なるべく体重が落ちるように努力を重ねてきた。でも全く痩せなかった。短期的に1-2kgは落ちても定着せずに、長期的に見ると平均体重は少しも変わらない状況だった。「こんなに努力しても痩せないなら更に努力だ」と過激に頑張ってみても全く痩せなかった。
 あれこれ調べてみて原因としては「代謝の低下」「極度の内臓疲労」が原因なのかなと思った。長期間にわたって不自然なダイエットを継続してしまったことと、過食によって一気にヘビーなものを食べまくることによって最終的に内蔵疲れ切ってしまったのだと思う。

社会人になってからは原因不明の不調も

 私は身体があまり丈夫ではないタイプなので、社会人になってそれなりに忙しくなると原因に心当たりがなくても「蕁麻疹」「胃腸炎」「耐え難いダルさ」のような不調に悩まされることが多かった。色々調べると、これらの原因が分からない症状は内臓疲労やそこから引き起こされている免疫力の低下が原因のようだと分かった。最近だと「炎症」と表現されることもあると思う。

大事なのは内臓を休ませて、代謝を元に戻す事

 努力しても体重が減らない、おまけに内外共に調子が悪い、そんな状況を改善するため、内臓を休ませるのに効果的な「ファスティング」をやってみることにした。ファスティングとは簡単に言うと断食のことで、数日間固形物を一切摂らず液体だけで生活する。液体もなんでも良いわけではなくて、酵素・水・ノンカフェインのお茶など決まったものだけを口にする。固形物を食べないと消化機能は最低限に留まるため、普段働きづめの内臓がしっかり休憩できるという原理。
 ただファスティングは過食症真っ只中の人にとってはかなりハードルが高くて、私もピークのころに一度試してみたのだが挫折してしまい、余計にドカ食いして落ち込んでしまうことがあった。なので「少し回復したかな、ダイエット頑張れるかもしれないな」という気持ちのころに試す事をお勧めしたい。

実際のファスティングのルール

 実際に「準備食2日・ファスティング3日・回復食2日」のスケジュールでファスティングするときのルールはこちら。

  • 準備食開始の1週間前からカフェインを摂らない

  • 準備食は植物性の食べ物のみで過ごす(まごはやさしい、を意識)

  • ファスティング中は酵素ドリンクを水で割ったものをこまめに摂り、血糖値が下がらないようにする

  • ファスティング中は息が上がって汗をかく運動を1h以上行う(分割して行っても良い)

  • 回復食1食目はすっきり大根を作って食べる(ググってください)

  • 回復食も同じく植物性の食べ物のみで過ごす(まごはやさしい、を意識)

 これを行えば大体1回で2kgくらい落ちて、回復食後も変に暴飲暴食しなければ体重はそのまま戻らない。恐らく余程代謝がおかしくなっていなければ普通の人は体重が落ちるはず。

定期的にファスティング実践中

 今年いっぱいは1.5ヶ月~2ヶ月に1回はファスティングを行うようにしようと考えていて、7月頭・8月末と2回実施した。やるたびにウエストが細くなり、消化機能が回復する感じが病みつきで楽しい。何よりも食べなくても平気な自分の精神状態に過食症からの回復を感じて嬉しい。
 次回は2週間後に実施の予定。どれくらい体重が減るか楽しみ。経過や使った酵素ドリンクなど、記録しようと思ってます。

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