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「できる自分」じゃなくてもいい。

私が「生きづらい」と感じていた理由の一つに、
「自分はこうでなければならない」
という、いくつかの思い込みがありました。

今でもまだ完璧には手放せていない強烈な思い込みは、この3つ。

・「ミスをしない、完璧な私でないといけない。」
・「仕事をして、お金を稼ぐ私でないといけない。」
・「何かに貢献し、評価される私でないといけない」

私が自分の存在理由を得るために、無意識下で自分に課していた条件。
この条件をクリアしている時だけ、私は私を一時的に認められました。

きっと私だけでなく、
HSPのように繊細な人ほど、
周囲の目や期待を敏感に察知し、
それに全力で応えようしてしまいがちなんじゃないかな、と思います。

その結果、
「何かができる自分」「誰かに認められる自分」でなければ、
自分には価値がない、と思い込んでしまう

潜在意識にすり込まれた無意識下で、
自分の中の自分が常に厳しく監視していて、
この枠から1ミリでもはみ出すと、
自己否定の言葉で打ちのめしてくる。。。

例えば、
・「仕事で成果を出せたから、自分には価値がある。」
・「周りの期待に応えるから、好かれる自分でいられる。」
こうした”条件”がついた思い込みを抱えていると、

「もし成果を出せなかったら?」
「もし誰かに嫌われてしまったら?」

という不安な気持ちに対する答えが、
すべて自己否定になってしまう。


自己肯定が「条件付き」になっている限り、
その条件が崩れるたびに自己否定の嵐にさらされ、
自己価値が揺らぎ、積み上げてきたものが崩れてしまう。

積み上げても積み上げても、
条件の枠から一歩はみ出るたびに崩れてしまう自分の存在価値を、
また1や0から積み上げ直すのは、
「できない自分」「失敗した自分」を目の当たりにする辛い作業。

私の場合、これを繰り返すうちに
自己否定のループから抜け出せなくなり、
自分の価値がゼロにならないように、
必死に「完璧な自分」でいることを追い求めて疲弊してしまいました。

条件付きの自己肯定の落とし穴

「条件付きの自己肯定」
それは砂でできたお城のように、脆く、儚く、不安定。

「条件」をクリアできない日や、
クリアすることに疲れて頑張れなかった日は、
心は一気に自己否定の沼へと転落してしまう。

仕事で成果を出し続けなければ
「ダメな自分」だと感じる人は、
常にプレッシャーを抱え、働き過ぎてしまう。

人の役に立ち続けなければ
「価値がない」と思う人は、
自分を後回しにして、自己犠牲で苦しくなってしまう。

こんな状態では、
「ありのままの自分」の本音で生きられる瞬間がない。

もしあなたも自分自身に「条件」を課していて、
そんな気を張った日々に疲れて、立てなくなってしまいそうだったら、
まずはたった1日でもいいです。

自分の心の声と向き合う勇気を時間を、持ってほしい。

自分の心の奥の本当の声を、自分で聞けなくなる前に、
あなたの心の奥底からの声があることに気づき、
他の誰でもない、あなた自身が耳を傾けてあげてほしい
です。

自己否定をやめることが、自分を愛する第一歩。

「条件付きの自己肯定」の反対は、
もちろん「無条件の自己肯定」だと思いますが、
私はそれを語れるほど人間ができていません(笑)

いまだに周りの反応で心がすぐにグラグラするし、
誰かと比較して落ち込んだり、
前に進んだかと思ったら何度も同じところをぐるぐるして、
堂々巡りしていることもある。

未熟で、恥ずかしくて、ダメな部分をたくさん持っています。

でも、「完璧な自分」じゃない自分を、
認められつつある。

これまでの「条件」からはみ出た自分を、
自己否定する時間が少なくなってきている。

何ができたかどうかに関係なく、
「ありのままの自分そのもので、私には存在価値がある。」と
思える感覚が、本当に少しずつですが育ってきています✨

🌟「誰かからの評価がなくても、自分には価値がある。」
🌟「何もできなかったと感じる日も、自分を責めなくていい。」
🌟「失敗しても、成功しても、私は私のままでいい。」

こうした自己受容の考えが「甘え」や「怠け」になることは、
今まで自分に厳し過ぎたあなたなら、きっとないはずです。

本質的な部分で自分を認めてあげられることで、
外側の評価で自分の価値が左右されてしまう「生きづらさ」から、
一枚ずつ脱皮するように脱出していける🤲

生きづらさの一部は
きっと、「こうでなければならない」という自分の思い込みから生まれる。

でも、その条件を少しずつ緩め、
「”できる自分”じゃなくても大丈夫」と、
自分で自分を受け止めてあげられる瞬間が増えるたびに、
少しずつ自分のままの自分で
生きられる喜びを感じる時間も増えていく
はず。

無理に一気に変わろうとしなくて大丈夫。

私みたいに行ったり来たり、5歩進んで3歩下がってしまったとしても、
確実に進みながら、葛藤している時間も自分と向き合っている。

まずはほんの少しずつ、「自己否定」を手放してみてほしいです。

私も日々、自己否定の沼に飲み込まれないように戦っています🙌


そして最後に、
今「自分らしさ」を見失い、生きづらさを感じている方へ。
慰めでも励ましでもなく、
心から伝えたいこと。

あなたは、あなたのままで価値があり、
代わりのいないかけがえのない存在で、
可能性の塊です!!

本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました✨



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