さよりと読みます

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  • 必然のようにワかれて

    私欲、疑似自慰行為的散文

  • ドキリと

    すきなものを追加しています

最近の記事

身勝手なダンスを踊る♪ ✮⋆˙

また、どうせ続きもしない日記を書いている。英語が読めないというのはどうにも不便で、でも勉強というのは億劫で、とりあえず Alice Phoebe Lou を聴いている。繰り返される魔術のような英文を、英文というには違うかもしれないけれど、のようなものを唱えて、自分の愚かさに身を投げ出しそうになったり、ならなかったりする。英語も、さっぱり向いていないということもおそらくなくて、というのは占いで多言語に長けていると言われたことがあるからだけど、それも大学生になってからのことだから

    • 他責

      そのときの 元・恋人さん と別れることを決意したときのわたしは、それはそれはヒノックスくらい強いもので、あ、ヒノックスはそんなに強くもないけど、でも、まあいい、それくらい強いものだったのだ。連絡手段などは断ち、酒という酒でカラカラになり、右も左も分からないまま家に帰り、次の日もまた酒という酒でカラカラになったりした。が、そのときのヒノックスくらい強いものというのも、瞬間の武闘派が HAHAHA と躍り出てしまってこちらも困惑してしまったよくらいの感覚で、ほんとうは別れたくない

      • 感性の法則

        恋人のこと、ほんとうにすきなんですよ わたしが真夜中に腓返りで苦しんでいたときに 黙って手を差し伸べてマッサージしてくれて そのままわたしが落ち着いて眠るまで待っててくれて だから、もうしょうがないんですよ 執着っていうか、惰性っていうか でも、いなくなったら困ると思うんですよ たぶん そうやって生活が続くんですよ

        • 方をつける

          東京には、いろんな人がいる。目を凝らさなくても、そういう人をすぐに見つけることができる。ときどきわたしは悲しくなる。こんなに狭い東京で、だれもわたしを探していないことを知ってしまっているから。東京の空は、どこから見てもとても暗い。吸い込まれそうで怖いのだ。掃除機の先端をぐうっと近くで見るときに近い感覚。忘れちゃいけないたくさんのことを、指折り数えては満足している。解放したいし、解放されたい。友人が、新しい趣味に手芸をはじめて、でも夢中になると眠くなるらしいので笑った。わたしも

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        • 必然のようにワかれて
          4本
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        記事

          マイノリティ イズ ノットデット

          このところ、パンをつくったりしている。ただひたすらに捏ねて、捏ねて、捏ねる。無心になれて、なぜかちょっと安心する。ガス抜きの、反発するような感触。人間みたい。人間みたいなパン。かわいいし、愛しいよ。 アイデアが緻密じゃないって。原作のある脚本を書いたときに言われた。グサッ 思い通りにいかないな。ちゃんと処理できていなくて、ちょっとずっと悲しい気持ちが続いている。 メルカリの収入だけで生活。笑えないかも。働くことから逃げすぎた。リセットボタンも、もちろん売ったから。 地震

          マイノリティ イズ ノットデット

          さびしいっておもわれることがさびしい

          しんぞうをぎゅっと掴まれたような感覚に襲われる。手足の湿疹は、ジェルネイルによるアレルギー反応。楽しみがひとつ奪われる。生活が乏しい。毛布の内側で両膝を抱えて蹲るようにすると落ち着く。心臓の音がドッと聞こえるときがこわい。何に怯えているのかハッキリと分かっているからもっとずっとこわい。もう今日は終わってしまっただろうか。とても薄暗い部屋の中で、こわいという気持ちを押し殺す練習だけをしている。口から息を吸うと痛い。救われたい。帰りたい。自分じゃない自分に、けど確かな自分の温もり

          さびしいっておもわれることがさびしい

          あこがれ

          幾度となく季節は巡るのに、なぜかいつまでも春の匂いには敏感でいたいと思う貪欲さに苛まれている。花粉が鼻を擽るね。東京の桜は、まだ満開というには遠いところにあるようだけど。それでも、心が跳ねるような感覚は分かる。春のうちに片づけたいことがたくさんある。溜まりに溜まった洋服の整理、お布団を乾燥させること、夏までに痩せてみたり、学費を捻出したり、ね。そういうことを、ただのっそりと考えていたい。誰にも邪魔されないところで、この気持ちと向き合っていられたらなって。三ヶ月ぶりに行った教習

          あこがれ

          合図を聞け

          瘡蓋をめくるときの、罪悪感を背に全てを無にするあの瞬間って【快感・絶頂】に近いと思うのね。そういうちょーどうでもいい思考が、最高に楽しすぎる。だって、三時間くらいならチクワの穴を覗き続けてチクワ越しの世界を満喫できちゃうし、牛乳を振ってバターにするやつとかは本当に得意分野で困るよ。率直に、長い時間を掛けた無駄が気持ち良すぎる。まるで、他人様に自分の痛いところをアレコレ突かれても平気な顔ができちゃう、しんどくてつらいのに全然やめられない【人生】みたいだな。乖離していたい。 緩

          合図を聞け

          2023

          すべてを会田凛に捧げたくなっちゃった 2023 今年も無事に完 ᴖ_ᴖ 人生の分岐点というものかしら、、、というくらい絶望に苛まれても会田凛という存在により全てが打ち消されたわけです。はあ(ため息)、、、地獄のようなあの日から二週間を経て、やはり生涯を賭けて会田凛をアイドルにさせなければならぬ❗という想いがメラメラと燃えているが❗️国プ、逃した魚はあまりにもデカかったようだな❗まったく❗困っちまうぜ❗ 今年も変わらず何も成し遂げられなかったけど、まあ来年に期待大❗平井大❗

          美しい日々

          恋人と、クリスマスプレゼント交換会。二度目のクリスマス。何度目でも、何度目だろうと。きっと、ぐうっとくるものがある。だろうなって。これは、ただの妄想? ルームウェアの、サイズ表記の端っこに いつもありがとう、愛してるよ って。そりゃずるいよ。ずるいずるい そういうこと、ぜーんぜん言わない人なのに。お箸を買いに行ったときも、たくさんの食器を前に いつか夫婦で喫茶店でも開きたいな って。些細なことで一喜一憂。しあわせを指折り数えていられる。 あたらしい音楽を、いちばんはじめ

          美しい日々

          逝枯れたい のです

          平凡に生きて、ただ、平凡に生きている。二段ベッドの二段目で、今日きみに伝えられなかった言葉をぽつぽつと呟いて、それの切れ端の蓄積でブログの更新。ごめんね! おいおい。きみたちが報われない誰かを救ってあげたいと思うのは、ただのエゴじゃないのか?所詮は、自分より劣っているであろう人間に手を差し伸べている私という図を可視化したいだけだろ?そういうのに気づかないフリをしているだけで。本当に気づいていないだけで。救われているのは、いつもきみたちなのに。いつもいつも。情けないくせに。可

          逝枯れたい のです

          あの月まで競争ね

          ちきゅうの輪郭をぼんやりと眺めている。やっぱり私、人に振り回されている時間が苦手。もっとずっとラフでいいのに、なんかちょっと窮屈で、呼吸も浅くなっちゃったりして。いろんなところにアンテナを張るからかな。気にしなくていいことまで気になっちゃって、それですごいごめんねって気持ちになるの。分かるかな? 鳥貴族、三人、九千円。 お一人様、三千円。 キリリ賞 こういうのってピタリ賞とも言い難い。ちょうどいい落としどころ、それがキリリ賞。結構しっくりくるのよ、こういうのが。ずっと前か

          あの月まで競争ね

          ハンドメイドホーム

          あたまの中ってくちゃくちゃ。しわ寄せのコピー用紙のような、そういう気持ちが、私たち長く続くことがあるの。 都内のタクシーに乗るときの、ピリついた空気がどうしても苦手。いつまで経っても慣れないの。車窓に張りつき外を眺めてカツカツと音が鳴るようなヒールの擦り減った底のおおまかな面積を計算している。それがどれくらいだろうと私には何も関係がないこと。 並々ならぬという言葉を無駄に発して、できる努力に蓋をしている。加減が分からないの。努力なんて、はじめからうまくできないけど。 カ

          ハンドメイドホーム

          Tokyo

          見え隠れしていた細やかな関係性という糸が、大人になるにつれて、ぷつり、ぷつりと途切れていく音がする。人と人との繋がりなんて本当に脆い。体中を張り巡らせる帰りたいと何かに縋るような気持ちが、私たちの生きる意味や理由になっていることを私たちはまだ知ってはいけない。母が言う 私も人の親だね、それが例え自分のいちばんすきな食べ物だろうとあんたが美味しいと頬張っているのを見ているほうが幸せだよ こうして物理的に途切れることのない繋がりは、ひどく胸を締めつけてくる。私たちは真実には逆らえ

          窓には月 あなたが好き

          選択必修の先生が、パソコンと同じだね。私たちも熱を帯びるほどパンパンになったら頭に氷でも乗せるといい。と言うので額に数個の氷をのせている。シャツの襟はあまり立てすぎても酷だな。選択必修の先生がソレだった。きっともうすぐ夏も終わる。夏も 年の暮れ。いつごろになったら年賀状のお知らせハガキが届くのだろう。いつの間にかそういう生活の流れに敏感じゃなくなっていた。知りたいことが不思議と山積みになる 去年は喪中だった。本当は年賀状を送りたい相手などいない。私たちはいろいろと悲しい生き

          窓には月 あなたが好き

          にんげんっていいな

          いつも意識の向こう側でこれからのことを考えている。考えなければならないことが無限にあって、それらと生活を並行している。不思議だけど、それらからの逃場に芸術や文学があって、それで私は助かっている のだと思う。意識のうちの無意識みたいなことだ。 だいすきな友人から、ぼくは男女に隔たりがなく好きになった人が好きだと思うと言われた。ドキリとした。だって、すごく嬉しかった。本当のことを何気なく打ち明けてくれたことが。ジョナサンのドリンクバーを注ぎに行って、それからのことだもん。これま

          にんげんっていいな