さびしいっておもわれることがさびしい
しんぞうをぎゅっと掴まれたような感覚に襲われる。手足の湿疹は、ジェルネイルによるアレルギー反応。楽しみがひとつ奪われる。生活が乏しい。毛布の内側で両膝を抱えて蹲るようにすると落ち着く。心臓の音がドッと聞こえるときがこわい。何に怯えているのかハッキリと分かっているからもっとずっとこわい。もう今日は終わってしまっただろうか。とても薄暗い部屋の中で、こわいという気持ちを押し殺す練習だけをしている。口から息を吸うと痛い。救われたい。帰りたい。自分じゃない自分に、けど確かな自分の温もりに帰りたい。もうそんなことからは遠いところにいる気がする。生きていたい