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0歳児ウケがよく、夫ウケもよく、私ウケもよい絵本

絵本の読み聞かせを始めてから2ヶ月半ほどが経ちました。

最初は1冊の絵本を繰り返し繰り返し読んでいたのですが、図書館を利用するようになってから読む本の種類が増えています。

同じ本を2回読んだら2冊とカウントされる仕様なので
実際に読んでいる本の種類は32冊でした!

図書館に行き「赤ちゃん絵本」の棚から私(もしくは夫)がビビッときた絵本を借りてきています。
そのため、新生児向け・低月齢向けとされている絵本ばかりではありませんが、我が家で娘ちゃん・夫・私それぞれからウケがよい絵本を紹介します。

読み聞かせや贈り物の絵本選びの参考になれば嬉しいです。

■0歳児からのウケがよい絵本

娘ちゃんの月齢は、3ヶ月と少しというところ。
生まれてから1ヶ月経った頃から絵本を読んでいますが、かなりリアクションが増えてきました。
どんな本でもリアクションをしてくれるわけではなく、静かに聞いているときと、ウケがよいときと、本によって違いがあるのです。

ここでいう「ウケがよい絵本」とは、リアクションが多い絵本です。読んでいるときに娘ちゃんが声を出したり、ニコニコしたり、手足を動かしたりしてくれる絵本のことを指しています。

今のところ、
①カラフルorキラキラしている絵
②顔がある
③親がテンション高く読んでいる
いずれかのときにウケがよい傾向があるように感じています。

ゆめがきました|三好愛

作者の三好愛さんが好きで、発売してすぐ買いに行った絵本。この絵本、「対象年齢0歳〜100歳超」と書いてあるんです、最高!

上記の①②に当てはまる絵本です。
グレーがかったページ、カラフルなページが交互になっていて、終盤はカラフルなページが続きます。このカラフルゾーンになると娘ちゃんは大喜び。よく踊っています。
また三好愛さんの作風といえば、謎の生き物たち。顔がたくさんあるところも娘ちゃんにハマっているのかなと感じています。

きらきら|新井洋行

こちらは①②③すべて当てはまる絵本!
白黒のページとピカピカなページが交互にやってきます。キラキラしたものが目に入りやすいのか、楽しそう。また、それぞれの星には顔があります。

おべんとう|小西英子

お弁当箱にたくさんのおかずをつめていく絵本です。もう少し大きくなったらその過程を楽しめるのかもしれませんが、今はカラフルさを楽しんでいるように思います。

小西英子さんの絵本はどれもとっても美味しそうで…『サンドイッチサンドイッチ』も娘ちゃんの反応がよかったです。

最近読んでいる『まるくておいしいよ』を知ってから身のまわりのまるい食べ物を見つけては全部おいしいくてびっくりしています。まるいものはおいしい。

つん こん ぱっ|こぺんなな

絵も、言葉も、面白すぎる絵本。どうやったらその絵、その言葉が思いつくんだろうかと読むたび思います。おそらく誰もが人生で一度も口に出したことがない言葉を発することになるので、読んでいて楽しいです。
これもまたカラフルさを楽しんでいるように思います。

きんぎょがにげた|五味太郎

こちら、存在は知っていましたし、絵も知っていましたが、絵本としては読んだことがなかったので、手に取ったとき嬉しかったです。
逃げていく“きんぎょ”が絵の中に隠れていて、探しながら読み進める絵本です。もちろん、娘ちゃんは“きんぎょ”を探しているわけではないと思うのですが、色鮮やかさに喜んでくれています。

■夫からのウケがよい絵本

絵本を読もうと決めたのは私なので、夫としては、絵本を読むことを面倒だと感じる日もあるわけです。そもそも本を読まずに生きている人なので、「本を楽しめる人になってほしい」という思いもなさそう。
が、しかし、家での遊び・コミュニケーションの一つとして娘ちゃんが喜んでくれることがわかり、私と交代で読み聞かせをしてくれています。

そんな夫が絵本に求めることは、「読むのが大変じゃない」ことです。
①持ちやすい大きさ
②読むのが負担にならない本文の内容・量
これらが疲れている日も「読むか」と思える要素であり、絵本の読み聞かせを持続可能にするそうです。

ばいばい|まついのりこ

この絵本は、動物たちが1ページずつ「こんにちは」と「ばいばい」を言っていく絵本です。
本文がそれしかない、というところが夫にとって読みやすいようです。また同じことの繰り返しは娘ちゃんにとってもおもしろい。

サイズも小さくて寝転がって読み聞かせをするのも楽ちんです。

きらきら|新井洋行

先ほど娘ちゃんパートでも紹介した絵本です。小さくて赤ちゃん絵本サイズ。
本文は「きら きら きら」「きらーーー」といったオノマトペのみで、夫にとっても読みやすいそうです。

しましまぐるぐる|柏原晃夫

赤ちゃん絵本のど定番。
娘ちゃんのリアクションもよく、オノマトペのみ&軽くて夫も読みやすそうです。定番には理由があるのだなと思います。

様々な種類があって上記のノーマルver.もいいのですが、しかけ絵本ver.もあり、こちらも娘ちゃんのリアクションがよいです。親としては、寝転がりながら本を持ち、しかけも動かすのは少し大変ですが…。

■私からのウケがよい絵本

私は基本的にどの絵本も大好きです。その中でも手に取りやすい絵本の傾向を考えてみました。
①絵がカラフルなもの(私の好みの問題)
②読んでいて飽きない言葉(初めて耳にする表現や、読むときにアレンジしやすい)
これかなーと思います。

ゆめがきました|三好愛

私の中では殿堂入り。毎日読んでいたので本文を覚えてしまいました。

絵が好きなのはもちろん、読んでいて口が楽しくなる言葉・文なんですよね。
と、思っていたらインタビューでもそのような説明をされていました。

ちょうど子どもが2歳のときに文章の仕上げを考えていたので、やっぱり親の自分が読み聞かせて楽しい音がいいな、という気持ちがありました。
風の吹く音として「ぴゅうぴゅうぴゅう」だと普通すぎるから「ぴょうぴょうぴょう」かな、といった感じで、口ずさんで楽しくなるような擬音語を選んだつもりです。

https://book.asahi.com/article/15552273

娘ちゃんがもう少し大きくなったら、「昨日はどんなゆめがきたの?」なんて、お話ししたいものです。

きらきら|新井洋行

またもやランクイン。私の推しポイントとしてはアレンジの幅が大きいというところです。

オノマトペしかない絵本だと、文がたくさんの絵本よりも読み方が自分に委ねられているように感じています。この絵本の場合だと、最初から最後までハイテンションで読む日もあれば、しっとり始まり元気に読み終える日もあり、それが楽しいです。

くだものだもの|文・石津ちひろ、絵・山村浩二

表紙を見た第一印象は、「シュールで最高」でした。
そして中の言葉・文も言葉遊び盛りだくさんで楽しいんです。

果物たちが海水浴をしているお話なのですが、こんな文が登場します。ぜひ頭の中で音読してみてほしいです。

かいすいよくにはいかないスイカ
キウイうきうきうきわでおよぐ
バナナはなんばん?ななばんよ!

文・石津ちひろ、絵・山村浩二『くだものだもの』

噛まずに、正しい(と思われる)イントネーションで最後まで読み切れるか、自分との戦いもしています。

この絵本は同じシリーズが他にもあって、こちらも楽しいです。

まとめ

我が家での現時点での人気ランキング1位は、新井洋行さんの『きらきら』です👏

回数は『ゆめがきました』が1位です。
これだけを読んでいた時期があるので…。
あと、夫が読んだボタン押し忘れることもかなり多いので『きらきら』はもう少し読まれている気もします。

娘ちゃんはまだ1人で絵本を手に取ることはしませんが、数日前に絵本にさわろうとする仕草を見せてくれました。まもなく、絵本をびりびりしたり食べたりする時期がやってくるのかもしれません。

その時期まではもう少し図書館にお世話になりつつ、びりびり&ハムハム期に備えて気に入った絵本を買い集めていきたいです。

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あんみつ
最後まで読んでくださってありがとうございます!

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