農業日誌
父の畑を引き継ぐことを決め、まず確認したのが父の農業日誌。
10年近く書き留めていて、4冊目に入っていた。
亡くなった当初は父の筆跡を目にするだけで涙が止まらなかったが、凝り性の父が試行錯誤し自分なりに研究しながら取り組んできた様子が窺えた。
我が家でもプランター栽培した野菜はあった。
全て父がある程度まで育てたものを持ってきてくれたもの。
父に「追肥したか?」と訊かれるまで放置気味だったり、そのたびに肥料の量や芽かきの方法などをきいたりといったズボラぶりだった。
(そういえば、人から戴いた鉢花の水やりを疎かにして枯らしてしまったこともあったな…笑)
そんな私なので、母は「コイツ本気か?」と半信半疑だったようだが、父譲りの〝決めたらやる、頑固〟な性格ゆえ、まずはその農業日誌に書かれた内容に合わせて取り組んでみることにした。
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