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共に生きる、ということ。心の深いつながり

(忘れないうちに、先に17歳の自分へ。私は今も変わらずあの頃のまま、色んな事を乗り越えて、真っ直ぐ生きています。何度挫折しても、その度にゆっくり傷をいやして、何度でも立ちあがればいいのです。素敵な仲間が未来で待っています。)

「え、旦那さんが突然、会社辞めてお店ひらきたいって言った時、奥さん、どんな気持ちでした?さぞ驚かれたでしょう?」

って言いながら、レポーターが女性にマイクを向けた。

はにかみながら、その人は言った。
「あら、いいじゃありませんか。夢があって。」

「そりゃ夢はあるけど、上手くいくか、なんて分かんないわけでしょう?生活とか。お金とか。不安はなかったんですか?」

と、
矢継ぎ早に、有体な質問で食い下がられても
奥さんは、恥ずかしそうに微笑んでいた。

「あの、僕が質問するほど旦那さんの後ろに隠れようとするの、いったんやめてもらえますか?僕、奥さんのお話しが、とっても聞きたいんですよぉ、お願いします!10秒でいいんで!不安はなかったんですか、にだけでいいのでお願いします!」

「不安は、なかったですね。いいじゃありませんか。私はすぐに賛成でしたよ?だって、生きてるうちに、好きに生きたらいいじゃありませんか」

夕飯の手を止めて、テレビに見入った。

あとの質問にはすべて答えず
たった2言のコメントだけ残して
微笑みながら
奥さんは引っ込んでしまった

私はその頃まだ10代半ばで
分からないことが沢山あったけど

この人、強いなと思った。
私が大人になったら、こういう人になろう!
って決めた。今も変わらない。

こうだったらいいなぁ
もっと◯◯してみたい
という心に従って生きるのは
けっこう、勇気がいる

それまで積み重ねたものがあるほど
決断が重い

でも、さんざん足掻いて
向き合って向き合っての「答え」
だったりするわけで

それでも夢をみて
明日を描いて踏み出していく

怖さや不安が全くないと言えばウソになるけど
そんな自分も受け止めて
ゆったりと前に進む


「あら、いいじゃありませんか。夢があって。」

「生きてるうちに、好きに生きたらいいじゃありませんか」

何かを大きく変える時
いつも
この言葉が胸に響く


何とともに生きるのか
誰とともに生きるのか
これからどんな自分で生きるのか・・・


病める時も、健やかなる時も
富める時も、貧しき時も
愛し慈しみ
共に生きるということ

自分の内側と深くつながる時
深い縁の人が現れ始める
だからどうか
安心して
自分をこの世界に表現したらいいんだと思う
ただ、それだけ

大丈夫だよ
少し先の未来で、待ち合わせ♪

☆・☆・☆・☆・☆

今日もここまでお付き合いくださって
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ではまた♪

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