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体重のBMIとストレス度の関連性について

  1. 私は大学の卒業論文で、体重のBMIとストレスコーピング(ストレスコーピングとは、ストレスに対してうまく対処しようと意図的に行うセルフケアの1つです。コーピング(coping)には、英語で「対処する・処理する」という意味があります)の関連性について、研究してみた。

  2. 大学生を対象に教授や友人などの協力を得て匿名でアンケートを取り、その人の体重のBMIとストレスコーピングについての関連性を調べた結果、意外にも、やせ型・普通体型・肥満のBMIの人たちの中で、一番ストレスを感じていないのは「肥満」の方々だった。

  3. 私が研究の結果として結論づけた答えは、近年もさることながらその当時は「瘦せていなければいけない(特に女性に対して)」というマスコミの過剰なまでの報道や、それを受けた世間の目があり、そのような世論から「痩せている人」はもう少し痩せなければという意識があり、一番ストレスに弱かった「普通体型」の人たちは、痩せている人や肥満の方々より、自分は世論やメディアの人々のいっているいわゆる「痩せている人」に近づかなければいけないというストレスを強く抱えていることがわかった。

  4. 「肥満」体型の人たちが自分の現状にそこまでストレスを抱えなくて生きているということがわかり、私はこの研究から非常に大きな成果を得たのであった。

皆さんが、過剰なマスコミ報道や世論から影響をあまり受けることなく、ストレスにうまく対処してストレスフルからストレスフリーな日常をおくることができますように。祈りながらこの記事をお届けします。

#創作大賞2024
#エッセイ部門


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