【海外】 行き先は ヴェネト
さてどこに行きましょうか
世界で一番美しい広場へ
ナポレオンが世界で一番美しいと言った広場は、ヴェネツィアにあります。
この街に、皆さんと同じ意味での地面はありません。建物の下には、集められぎっしり敷き詰められた杭と、石積みと、そこに降った雨水を集めて濾過して汲み上げる人の工夫と手作業で出来た「井戸」が埋め込まれています。
アッティラ率いるフン族の猛攻に、本土の片隅に暮らしていた集落の首長は決断します。潟へ。目前に広がる、真水も地面もないラグーナへ移り住む。
神のお告げという形をとる事で、不可能と絶望を人の力だけで称賛と希望に変えたのです。
ヴェネツィアの人は、丁度シンガポールが発展したように、資源も飲料水さえない国を人の意志と能力を磨く事だけで一大海洋国家へと急成長させます。ほれぼれします。
写真は、30年近く前のヴェネツィア、サン・マルコ広場です。ここには「ムーア人の鐘」のある時計と、ヴェネツィアが迎えた聖人、サン・マルコの印である金の翼ある獅子の像があります。
面白そうだから詳しく知りたい時はこちら、塩野七海さんの「海の都の物語」を読んでみて下さい。私が高校生から大学生にかけて再読し続けた本のうち、1,2を争う本です。ちなみに競合相手はトールキンの「指輪物語」です。
風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。