日本語レッスンにchatGPTがめちゃ役立っている話 私の2つの使い方
みなさん、こんにちは!オンラインで日本語を教えているErikoです。
2023年にchatGPTが出てから、チャット形式で誰でも気軽に生成AIを利用できるようになったことで、生成AIが身近になってきましたよね。
私は最近までプログラマだったので、最後の方は、生成AIを利用したプロダクトの開発を行ったりもしていました。また、コードを書くときにもよく利用していました。ありとあらゆる場面で使えたので、非常に便利でした。
そんな便利なchatGPTを、日本語レッスンにも利用しています。
今回は、自分がとても便利だと思った使い方を2つ紹介したいと思います!
他にも色々な活かし方を皆さんされていると思いますので、ぜひ他の方の利用法も教えてください!
1. 文法の練習問題を作ってもらう
私はオンラインレッスンで、「まるごと」という教科書を使っています。この教科書は、can-doシラバスで、イラストなどが多く、初学者にもとっつきやすいスタイルだと思います。
ですが、1つ自分が使っていて思ったことがあり…
文法の練習があまり多くないです。
A2以降くらいになってくると、もっと色々な例文を使って、エクササイズをしたいなぁ〜と思うことが増えてきました。それで、初めは
他の教科書(特にGENKI)の該当の文法箇所を参照して、
文法練習を持ってくるインターネットでプリントを探す
などしていたのですが、時間がかかったり、いまいち自分が使いやすいと思う問題がなかったりもして、面倒に感じていました。
そこで、試しにchatGPTを使ってみたところ、簡単にたくさん練習問題が作れて非常に便利でした。
例えば、
このようなプロンプトを投げると、下のような形でたくさん出力してくれます。(改行以外はchatGPTの返事そのままです)
あとはこれで出してもらった例文を、自分でチェックして、難しすぎる単語や不自然な表現、重複などを調整して使います。
もちろん最後に自分で調整は必要ですが、ゼロから作るよりはるかに短時間で用意できます!!
2.単語のフラッシュカードを作ってもらう
オンラインレッスンでフラッシュカードを利用することはありますか?
私の知人では、物理的にカードを作ったりしている方もいるのですが、自分はできるだけ色々なものをデジタルかつオンラインで利用できるようにしたいので、quizletというアプリを使って、レッスンで使う単語セットのフラッシュカードを作っていました。
それも0から手作業で作るのではなく、chatGPTを利用して時短しました。
ここでの目的は、生徒さんが「ひらがなの単語を見て意味を答えられる」です。漢字レベルは人によって違う、かつ、中国語圏の人など漢字があった方が覚えやすい人もいます。また、ひらがなの読み方がまだ怪しい人にも対応できるよう、裏面には
ひらがな、漢字、ローマ字、英語訳
を全部詰め込む形にしています。
(これだと、英語→日本語に裏返せない、
ということに後で気がつきましたが…)
このようにすると、
のように、リストを渡すと、
のように返してくれます。
これを最後は、quizletの「インポート」機能を使って一括登録します。
私はなんとなく字だけだと寂しいなと思って、最後に手動で画像だけ追加してます。(これを自動化する方法は今の所見つけてませんが、画像はなくても良いと思います…)
このやり方だと、単語の数が10になっても100になっても、ほとんど作成時間が変わらず、ものすごく便利です。ちなみに自分の英語学習も、同じような方法でフラッシュカードを作っています!
(※もちろん100%正確とは限らないのでチェックはしますが、特に初級の単語では、それほど間違いが出てくることはないです)
オンラインで作ると、生徒さんへ予習用に渡すのも簡単(リンクを送るだけ)なので、便利だと思います。
参考に、まるごとのLesson4に出てくる単語で作ったカードのリンクを貼っておきます。
https://quizlet.com/jp/851717316/marugoto-a1-lesson4-flash-cards/?i=5hhbc9&x=1jqt
それでは、自分のchatGPTの活用方法を2つ、今日はご紹介しました。
皆さんの活用方法もぜひお聞きできたら嬉しいです!
それでは、またお会いしましょう〜
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