ことのは文庫5月の新刊2点の話!(ちょっとお知らせ的な)
ライト文芸レーベル・ことのは文庫の5月新刊2点の帯に私がネットギャリーで先読みした際のレビューが採用されています。
まず1冊目は、鞠目さんの『下の階にはツキノワグマが住んでいる』という作品です。
人間と動物が共存する少しファンタジーの入った新感覚な日常のお話でした。小説ではなかなかに珍しいタイプのお話だと思います。
人間の女性・ゆり子さんと人の言葉を話すツキノワグマさんとのほのぼのした会話が最大の魅力で、一緒においしいものを食べたりおでかけしたり、季節のイベントを楽しんだりと、ユーモアたっぷりな日常にとても優しい気持ちになります。読み終えると続きが読みたくなること間違いなしでおすすめです。
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2冊目は、フドワーリ野土香さんの『金魚姫と隠世の鬼灯』です。
こちらはあやかし×恋愛というライト文芸の定番ジャンルではありますが、誰かに恋する感覚を思い出す甘酸っぱいストーリーなのが今作ならではの魅力でしょうか。不思議な世界観に浸りたい人はもちろん、最近恋をしてない…と思っている人にも強く推せる1冊です。
「人魚姫の童話を想起させるような」とのことですが、この物語の行方は果たして…?あやかしと人間、禁断の恋の結末はぜひ読んでお確かめあれ。登場キャラクターみんなが誰かに恋していて、それぞれの恋がどうか上手くいってほしいと願っていられなくなります。
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今回の2作品も凄く気に入っていたので、自分の感想が実際の本に反映されてとても嬉しいです。
内容はもちろん、表紙も目を引く可愛いデザインなので、本屋などで探して読んでみてください!
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